クラウド視察
5月25日クラウドの視察に会派で行って来ました。
クラウド?皆さん初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。
ご存知ない方は こちら をご覧下さい。
2社に伺いましたが、1社のほうは役所のカウンター業務の大半はもうクラウドで運用できるようになっており、かなり進んでいると感じました。
もう1社のほうは一般向けのクラウドのサービスが10月から始まるそうですが、このサービスが始まると大変便利になります。パソコンはOSもソフトも必要なくなり、パソコンの環境が大きく変ります。利用は時間単位で100通りのフレームが選べるそうです。
クラウドというとセキュリティに不安があるといわれていましたが、メーカーさんの説明によれば今はかなり安全なレベルになっているとの事でした。ホストコンピューターとサーバーが混在している状況で運用するほうがはるかに危ないと言われていました。ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度というのがあり、2009年12月現在で国内で1002システムが認定されているそうです。
最近は法改正が頻繁で、そのつどシステムにお金がかかってしまいます。クラウドなら拡張性が高いので経費をおさえる事ができます。2012年の住基法の改正を控えて、導入を急ぐ必要があるのではないかと思います。
メーカーさんは鎌倉市の実態をよく把握されており、どうすれば経費を削減して良いシステムが組めるのか?よくおわかりのようでした・・・
とにかく、鎌倉市のシステムはお金がかかりすぎています。e-都市ランキングによると、市民1人平均で5,300円かかっています。同規模の他市は2,000円程度です。他市程度の金額で済むとすると、5億程度のお金の無駄がある事になります。
代表質問でも要望いたしましたが改善する必要があります。
国も原口ビジョンツⅡで2014年目処に電子政府で自治体へのクラウド導入を目指しているそうです。乗り遅れないようにしないとなりません。
「議会・議員」カテゴリの記事
- ◆令和5年度鎌倉市一般会計予算長嶋反対討論(2022/03/17)(2023.03.17)
- ◆鎌倉市役所「嘘答弁」(2023.02.21)
- ◆長嶋竜弘一般質問「発災時に司令塔となる本庁舎」の意味不明発言について(2023.02.09)
- ◆鎌倉市議会令和5年2月定例会長嶋竜弘一般質問内容(2023.02.07)
- ◆2023/1/16 鎌倉市議会市民環境常任委員会(2023.01.24)
コメント