2010年10月
2010年10月31日 (日)
2010年10月30日 (土)
2010年10月29日 (金)
2010年10月28日 (木)
2010年10月27日 (水)
2010年10月26日 (火)
2010年10月25日 (月)
鎌倉ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
★施設を作る・・・
施設を建設して処理をするのは、環境汚染と借金を次世代に引き継ぐ事になる。
↓↓↓
施設を建てるのは対処療法で根本治療ではありません。
→(c) 後始末に必至参照
ごみのリデュースを行う必要性が薄くなります。
→(c-2) 悪循環へ参照
↓↓↓
負担が増えます。特に生ごみを自家処理しているご家庭にとっては、お金の負担だけさせられる。
★施設を作らない・・・
ゼロウエイストに向かいリデュースを促進させる事つまりゴミを出さなくする事が最も重要。
↓↓↓
コスト削減ができる。排出者責任が明確になる。環境が守られる
→(b) 出しっぱなし参照
リスク回避ができる。→(d)事故が起きやすい参照
↓↓↓
次世代に、綺麗な空気、おいしい水、豊かな大地を継承します。
★グリーンピースジャパンHPより引用 http://www.greenpeace.or.jp/campaign/toxics/zerowaste/
「ゼロ・ウェイスト」は、でてきてしまったごみを「燃やす」「埋め立てる」「なんでもリサイクル」ではなくて、 「そもそもごみを発生させないようにする」 という考え方です。
(a)ごみが減らない
「リサイクル」が盛んに叫ばれてきたこの10年ですが、ごみの発生を抑えることは行われてきませんでした。その結果、いまでも「処理中心」の対処療法が行われ続けています。
(c-2) 悪循環へ
処理施設にお金をかけるほど、それに見合う量のごみ処理を一定期間続けなければいけないという悪循環を引き起こし、ごみの発生抑制を行うことができなくなるという矛盾におちいります。また、安易に処分できる施設を作ることで、ごみの発生抑制を行う必要性が薄くなり、問題の根本的解決は、環境汚染と共に次世代に持ち越されてしまいます。
(d)事故が起きやすい
焼却施設などで事故、故障が頻繁に起こっています。ごみという質・量とともに一定ではないものを扱わなければいけない施設は、大変コントロールが難しいのです。
(a) 作りっぱなし(生産者)
製品がごみになったときまで生産者が責任を負うという 拡大生産者責任の考え方がまだまだ徹底されておらず、ごみは自治体が税金で処分することになっています。そのため使い捨てのものを作っても有害物質を含んでも自治体が処分してくれるから、生産者は関係ないという作りっぱなしが許されています。
(b) 出しっぱなし(消費者)
現状では「ごみを排出する人が、その量に応じて責任をとる」というごみの排出者責任が徹底されておらず、ごみは自治体が税金で処分することになっています。そのため、ごみをあまり出さない人でも、ごみを出す人でも同じ額のお金を払っていたり、「ごみを出しても税金で処分してくれるから大丈夫」という「出しっぱなし」が許されていたりします。
(c) 後始末に必至(行政)
殆どの地方自治体の政策は「ごみ行政=どのごみ処理施設をいつ、どこに建てるのか」となってしまっています。つまり、根本的な問題解決につながらない、応急措置的なごみの後始末だけに必死なのです。
◆代替案は? (あくまでも私が考えている案で、市の案ではありません)
◇代替案5ヶ条
・5R4Lに基づき活動をおこなうこと。
・産官学民観一体となって「地域共創」による活動をおこなうこと。
・排出責任の明確化をおこなうと共に、経済的なインセンティブを活用すること。
・特にリデュース、ロウコストに力点を置き活動をおこなうこと。
・不安定な社会情勢の中、不確定要素に対応できるような分散型のごみ処理の仕組みを構築すること。
◇5R・・・市民・事業主が実施すること
・Reduce(リデュース)発生抑制⇒ごみを出さないこと。
・Reuse(リユース)再使用⇒何度も使うこと。
・Refuse(リフューズ)断る⇒不要なものは買わない、貰わないこと。
・Recycle(リサイクル)再生利用⇒資源としてもう一度使うこと。
・Repair(リペアー)直す⇒修理して使うこと。
◇4L・・・行政が考えること
・Local(ローカル)地域主体。
・Low costト(ロウコスト)低コス。
・Low impact (ロウインパクト)低環境負荷。
・Low tech (ロウテク)最新技術によらない技術。
◇機械による処理 数字合計13,870t/年
・事業者に希望をつのり、消滅型生ごみ処理機又は堆肥型生ごみ処理機を設置して処理をおこなう。
→50kg/日タイプが100台普及した場合、5t/日。→1,825t/年。
・新たな安価で臭わないごみ処理機を普及させる(バクテリア消滅型、乾燥型)
→1台400g/日が1万台普及した場合、4t/日。→1,460t/年。
・地区別に消滅型大型生ごみ処理機を設置。週1回収集体制をとる。
→1.2t/日タイプ20台設置、24t/日→8,760t/年。 30台あると13,140t処理できる。
・自治会・町内会単位で希望をつのり、消滅型生ごみ処理機又は堆肥型生ごみ処理機を設置。
→50kg/日タイプが100台普及した場合、5t/日。→1,825t/年。
◇リデユース・リユース・リサイクルの促進、その他の方法による削減
~資源化可能な家庭系ごみ量は約9,540 トン(平成17年度)~
・削減の為の有料化検討→藤沢市18.2%削減。各市10~40%実績→○○○t/年削減。
生ごみを自己処理している場合は無料で収集する。税収を緑保全・道路補修などの目的に使う。
・13円/1kの収集料金を47円/1kに値上。資源物は無料回収。生ごみは処理機で処理→○○○t/年削減。
・事業系ごみの自区外処理も検討する→○○○t/年削減。
・生ごみ水切り大作戦の実施(生ごみは水分が80%、年1万6千t排出)→○○○t/年削減
・マイバック運動強化→オリジナルのかまくらマイバック普及促進→はちどりキャンペーンを参考に!
・シュレッダーごみをトイレットペーパーにする機械導入。
・市役所のゴミ削減→ゴミ削減委員会設立(各部長)→ペーパーレス、マイバック、マイはし、マイカップ。
・事業主にリデユースの協力を仰ぐ→食べ残しを出さない、割り箸・ストローは使わない、ペーパーレス。
・藤沢小学校ごみ堆肥化事業の活動を参考に、子供達の環境教育を行なう→○○t/年削減
・戸田市「生ごみで花いっぱいのまちづくり」を参考に「生ごみでササリンドウいっぱいのまちづくり」を展開。
・山梨のスーパーの取り組みを参考にゴミ削減のポイントカード発行。
・VD、カセット、CD-R等の回収BOXを行政施設に設置→逗子市で実施していますがAEDに交換できます。
・布団、おむつ、畳などあらたな資源化品目の検討。おむつは再生燃料化を検討→○○○t/年削減
・フリーマーケット開設→市役所本庁舎入口前広場などで週1回程度→○○○t/年削減。
・不用品交換コーナー設置→笛田リサイクルセンター中心にした行政施設に常設。
・リユース食器の貸し出しをおこなう→○○○t/年削減。
・粗大ごみのリサイクルを考え直す→○○○t/年削減。
◇焼却炉について
鎌倉市の現状から考えると焼却炉を持たないと言う選択は現状では難しいと思いますので、CO2削減の為、燃やすごみをリサイクルする為にも、マテリアルリサイクル(材料リサイクル)&ケミカルリサイクル(化学反応による組成変換)を進めつつ、サーマルリサイクル(熱回収)に向いた焼却炉導入が効果的と考えます。
→ストーカ式焼却炉(バーチカル炉) 、 熱分解ガス化溶融炉(サーモセレクト) など。
下記数値を見ていただければ分かる通り、廃プラスチックの処理でCO2が多く出ています。
CO2の削減は生ごみではなく、廃プラスチック処理改善が最重要課題だと考えます。
今泉CO2排出量(kg-co2/年) 施設 938,748 収集車66,180 廃プラ1,789,480
名越CO2排出量(kg-co2/年) 施設3,111,436 収集車99,834 廃プラ4,767,455
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果
鎌倉市役所で第三土曜日開催中!「物々交換市 くるくる」
葉山町「ごみっぺらし通信」
鎌倉市議会「生ゴミ処理機についてのアンケート調査」
魔法のコンポスト「バクテリアdeキエーロ」 NHKニュースおはよう日本動画
2010年10月24日 (日)
永福寺CG
2010年10月23日 (土)
2010年10月22日 (金)
2010年10月21日 (木)
2010年10月20日 (水)
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
◆山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
・一言で言うと、ハイリスク、ハイコスト、ローリターンの施設だから。
・この技術はまだ発展途上の技術でリスクが高いから各自治体採用していないと言えます(横須賀市は実証実験をやってやめている、他市でも色々問題あり)。
・鎌倉市の人口規模で施設の事例がないので安定稼動するか疑問である。
・家庭系の生ごみで安定稼動するかどうか懸念がある。
・硫化水素など複合ガスが出るので不安である(他市は予想の数倍出ている)。
・問題発生時に稼動を停止した場合、人が中に入れるまでかなりな時間が必要なので対処が非常に問題。→代替施設がないと生ごみがあふれる。
・ハイコストな鎌倉のごみ処理費用が施設建設でさらに増加する。
・現在2ヶ所で燃やしているのと比較して約1割CO2が減ると試算をしています(この試算の出し方も疑問が多い)。
しかし、新しいタイプの焼却炉だとCO2の排出量は少ないので、この施設の環境面でのメリットは少ない。
・これだけコストをかけても発電量は一般家庭の約600件。(市内の約0.8%)。
・目標の1万3千トンが集まらなければ、この施設を建設する意味がなくなってくるが本当に集まるのか?
・生ごみを自家処理しているご家庭にとっては、お金の負担だけさせられる。
・生ごみをさらに分別収集するのでまた負担だけが増える。
・有料化が予定されているが、分別収集の手間をお願いしてさらに有料化する事が市民の皆様に理解されているのか?
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
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2010年10月19日 (火)
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
◆山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設とはどんな施設?
・場所は山崎浄化センター内空地に建設(消防出初式をやっている場所)。
・生ごみと下水汚泥を混合してバイオガス化して発電する施設。
・バイオマスとは、もともとは生物(bio)の量(mass)の事を言いますが、最近は再生できる有機性エネルギーや資源の事を言います。
・建設費約65億円、収集費を含めたランニングコスト年約4~6億円程度。
・建設費のうち30億円程度は補助金が出る。修繕費・運営費・人件費は出ない。
・発電量は山崎浄化センター使用量の30~50%(現在の電気代1億1500万円)。
・この施設は排出される二酸化炭素と吸収されるニ酸化炭素が同じ量の、カーボンニュートラルなので環境にいい→燃やしてもカーボンニュートラルは同じ。
・カーボンニュートラルは植物の栽培、伐採、製造、輸送、処理の過程で少しでも化石燃料を使えばニュートラルではなくなる→この施設も化石燃料は使います。
・生ごみを約1万3千トン・下水量38,660㎥/日を処理する計画。
・計画の場所が名越→関谷→山崎と転々と変り問題長期化。
・生ごみをさらに分別収集する必要がある(週2回の予定)。
<
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果
鎌倉市役所で第三土曜日開催中!「物々交換市 くるくる」
葉山町「ごみっぺらし通信」
鎌倉市議会「生ゴミ処理機についてのアンケート調査」
魔法のコンポスト「バクテリアdeキエーロ」 NHKニュースおはよう日本動画
2010年10月18日 (月)
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
市民の皆様からごみ問題でもめてるよだけど、「市長はぜ一人で反対しているの?」良く分からない、とご指摘をいただきます。
今週はその辺をわかり易く整理して掲載したいと思います。
まず第1回は鎌倉市のごみ事情から。
◆鎌倉市ごみ事情
・「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指している。
・鎌倉市ごみ総量は約8万1千t。
→このうち家庭系が約5万6千t、事業系が約2万5千t。
・ごみの総量は減っておらず、10年間ほぼ横ばい→各市は減少傾向にある。
・焼却ごみは約4万t(名越、今泉2ヶ所で焼却)。
→このうち家庭系が約2万6千t、事業系が約1万4千t。残渣4,669t。
・リサイクル率は47.8%で5年連続リサイクル率1位(人口10万~50万の都市)。
・家庭系燃やすごみに含まれる資源化可能なごみ量は約9,540 トン(平成17年度)。
・リサイクルされているがリデュースがされていない→237自治体中157位。
・人口一人当たりのごみ処理にかかる経費が、鎌倉市は19,886円で神奈川県下ワ―スト3位(神奈川県平均11,954円)。
・経費のうち人件費が、鎌倉市は9,343円で神奈川県下ワースト2位(神奈川県平均5,916円)。
・今泉焼却炉は地域住民との約束で閉鎖する予定 (約1万t処理)。
・名越焼却炉は老朽化しているので延命化予定(約3万t処理)。
地域住民との約束で大船など他地区のごみは持ち込まない事になっている?
・今泉閉鎖にともない1万トンのごみの処理をどうするかが課題となっている。
・4万トンの燃やすごみのうちの1万6トンが生ごみなので、それをさらに分別収集して、山崎浄化センターに建設を予定している、バイオマスエネルギー回収施設で1万3千トン処理する計画で進んでいた。
・松尾市長はこの計画を一から見直すと選挙の公約に掲げて当選した。
市議会では建設に対して、賛成と反対は以下の通り。
*建設賛成派20名。敬称略。
赤松正博、吉岡和江、小田嶋敏浩、高野洋一(日本共産党鎌倉市議会議員団)
伊東正博、前川綾子、池田実、渡邊昌一郎(鎌倉みらい)
石川寿美、三宅真里、太田治代、石川敦子(神奈川ネットワーク運動・鎌倉)
大石和久、納所輝次、西岡幸子(公明党鎌倉市議会議員団)
中村聡一郎、久坂くにえ(新・かまくら民主の会)
千一、山田直人(無所属)、中澤克之(自民党)
*建設反対派8名。敬称略。
松中健治(無所属)、渡辺隆(みんなの党)
岡田和則、早稲田夕季、飯野眞毅(民主党鎌倉市議会議員団)
髙橋浩司、長嶋竜弘、安川健人(鎌倉無所属の会)
・CO2の排出量は廃プラスチック燃焼によるものが膨大でここの改善が重要。
・廃プラスチックは化石燃料由来の物なのでカーボンニュートラルが適用されないので、それ自体が燃焼する事による二酸化炭素排出量を算出する。↓↓↓
今泉CO2排出量(kg-co2/年) 施設 938,748 収集車66,180 廃プラ1,789,480
名越CO2排出量(kg-co2/年) 施設3,111,436 収集車99,834 廃プラ4,767,455
廃プラスチックの処理でCO2が多く出ています。CO2の削減は生ごみではなく、廃プラスチック処理改善が最重要課題。マテリアル&ケミカルリサイクルを進めつつ、サーマルリサイクル(熱回収)に向いた次世代型の焼却炉導入が効果的。
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鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果
鎌倉市役所で第三土曜日開催中!「物々交換市 くるくる」
葉山町「ごみっぺらし通信」
鎌倉市議会「生ゴミ処理機についてのアンケート調査」
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2010年10月17日 (日)
2010年10月16日 (土)
2010年10月15日 (金)
鎌倉ごみ会議開催10月29日(金)
鎌倉ごみ会議
毎日のごみとくらしを、対話で考えよう
~生ごみ資源化の新施設って?~
今、鎌倉の山崎という地域に、生ごみ資源化の新施設(バイオマスエネルギー回収施設)を建てる計
画があります。議会では意見が対立しているようですが、市民はその実体をよく知りません。でもこ
れって、私たちのくらしや税金の使われ方に、深く関係していること。
そこで市民が集まって、どんな施設なのかを知り、鎌倉のごみについて考える場を作りました。ごみ
をどう減らしたり、処理したりすればいいのか。対話を通して私たちに出来ること、やりたいことを
深める場ももうけます。
ごみは一人一人の生活に毎日関わること。行政にまかせきりではなく、市民の力を生かしていければ
と思います。目標は「新施設の建設ストップ!」ではなく、「持続可能な鎌倉のライフスタイルを深
め、広めること」。アイデアをお持ちになり、お誘い合わせの上、是非お集まり下さい。
↓↓↓クリックで左下にワードで表示↓↓↓
10月29日(金)鎌倉ごみ会議開催
【日時】
2010 年10 月29 日(金) 午後6時開場
午後6 時30 分~午後9 時30分ごろまで
【場所】
鎌倉市役所 本庁舎 2F 全員協議会室
駐輪場向かい側の守衛室横にある、議会棟入口からお入り下さい。
【内容】
午後6時30分~8時
<鎌倉ごみ事情と新施設について、知ろう!>
・鎌倉ごみ事情と新施設とは?
(鎌倉市役所 資源循環課 古屋善啓さん、環境施設課 竹之内直美さん)
・新施設をつくるメリットとは?
(鎌倉市議 高野洋一さん)
・新施設をつくらない場合の代替案とは?
(鎌倉市議 長嶋竜弘さん)
・質疑応答
午後8時~9時
<ごみの削減や処理の方法について、考えよう!>
・ 持続可能な鎌倉のライフスタイルを深め、広めることを目指した対話
・ オープン・スペース・テクノロジーという手法を用います
午後9時~9時30分
・対話の共有(シェアリング)、今後の進め方など
【参加費】無料
【予約・お問い合わせ先】
お名前とご連絡先をご記入の上、info@kamawa.net までメールにてご連絡下さい。
主催:「コトでエコ」委員会 代表: 丹羽順子(NPO かまわ)
↓↓↓クリックで左下にワードで表示↓↓↓
2010年10月29日(金)鎌倉ごみ会議開催
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
山崎バイオマスエネルギー回収施設-9-代替案は?
2010年10月14日 (木)
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
前回のブログ山崎バイオマスエネルギー回収施設-3で書かせていただきました、当該施設のCO2の排出量について、環境部から下記資料の提出がありました。
*現状のまま2焼却炉で処理した場合
CO2排出量 21,374t/年
*山崎バイオマスエネルギー回収施設+名越焼却炉で処理した場合
CO2排出量 19,238tt/年
二酸化炭素排出量が年間2,136t少ないと言う数字が示されています。
単純に読み取るとCO2排出量約1割削減となります。
しかし、中身を読み取るとかなり疑問に思う事があります。
・前提条件の山崎浄化センターの数値ですが、計画値→下水処理量38,660㎥/日・二酸化炭素排出量10,601,000kg-CO2/年、現状値→下水処理量28,394㎥/日・二酸化炭素排出量7,450,581kg-CO2/年となっています。
下水処理量の現状値は計画値の73.44%しかありません。
下水の処理はすべて計画にもとずいて動いていますので、というきわめてわからない説明でした。
ここがちがっていたら当然結果がちがってくるはずです。
なにかおかしくありませんか?
特に発電量と重油の使用量がちがってきます。
バイオの施設を作った場合ここでCO2のマイナスが大きくはかられています。
現状数値で計算して発電量が70%程度になったら・・・
まったくちがう結果になります。
そもそも生ごみを1万3千トン処理すると言っていますが、そんなに集まるのでしょうか?
・①のごみの量が平成19年のまま推移するのに、下水処理量は平成33年には3割近く増えるの?
人口減少、高齢化なら減るはずです。
そもそも、ごみの量が平成19年のまま推移するって、削減するつもりはないのでしょうか?
・莫大な税金を使って処理施設を建設すれば、それに見合う量のごみ処理を一定期間続けなければいけなくなります。
施設を作るというその場しのぎの対処療法をする事で、ごみの発生抑制を行う必要性が薄くなり、問題の根本治療はできず、環境汚染と共に次世代に持ち越される事になるのです。
・④ごみの収集についてですが、新たに週2回の生ごみを別収集する事と個別集を導入する事で、パッカー車の使う燃料は大幅に増える事が予想されますが、この資料の計算では1.14倍として設定されています。
なにかおかしくありませんか?
・電力の発電時のCO2の排出係数は東京電力の係数を使っていますが、山崎浄化センターに使用されている電気が、どのような方法で発電されているかによって数字が随分ちがってきます。
山崎浄化センターの電気が、原発・水力・太陽光・地熱による発電で賄われていたら、CO2は殆ど発生しないので、この計算はすべて根底から覆される事になります。
・ここで注目していただきたいのは、廃プラスチックの燃焼によるCO2の排出量です。
廃プラスチックは化石燃料由来の物なのでカーボンニュートラルが適用されないので、それ自体が燃焼する事による二酸化炭素排出量を算出します。↓↓↓
今泉CO2排出量(kg-co2/年) 施設 938,748 収集車66,180 廃プラ1,789,480
名越CO2排出量(kg-co2/年) 施設3,111,436 収集車99,834 廃プラ4,767,455
数値を見ても分かる通り、他と比べてきわめて大きい数値です。
CO2を削減する為には生ごみ処理施設を建設する事ではなく、廃プラスチック処理を改善する事のほうが効果的です。
マテリアルリサイクル&ケミカルリサイクルを進めつつ、サーマルリサイクル(熱回収)に向いた次世代型の焼却炉導入が効果的だと思います。
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果
鎌倉市役所で第三土曜日開催中!「物々交換市 くるくる」
葉山町「ごみっぺらし通信」
鎌倉市議会「生ゴミ処理機についてのアンケート調査」
魔法のコンポスト「バクテリアdeキエーロ」 NHKニュースおはよう日本動画
2010年10月13日 (水)
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
*建設賛成派20名。敬称略。
赤松正博、吉岡和江、小田嶋敏浩、高野洋一(日本共産党鎌倉市議会議員団)
伊東正博、前川綾子、池田実、渡邊昌一郎(鎌倉みらい)
石川寿美、三宅真里、太田治代、石川敦子(神奈川ネットワーク運動・鎌倉)
大石和久、納所輝次、西岡幸子(公明党鎌倉市議会議員団)
中村聡一郎、久坂くにえ(新・かまくら民主の会)
千一、山田直人(無所属)、中澤克之(自民党)
*建設反対派8名。敬称略。
松中健治(無所属)、渡辺隆(みんなの党)
岡田和則、早稲田夕季、飯野眞毅(民主党鎌倉市議会議員団)
髙橋浩司、長嶋竜弘、安川健人(鎌倉無所属の会)
★議会議案第5号 バイオマスエネルギー回収施設整備事業の積極的推進を求めることに関する決議について
民主党鎌倉市議会議員団 飯野 眞毅
反対討録画中継←すばらしい討論です。
わが会派高橋議員(5期目)が、長い事やっているが過去見た中で一番いい討論だった。あそこまで言えたのはすばらしい。と言われていました。
鎌倉ごみ問題-1-山崎バイオマスエネルギー回収施設懸念事項
鎌倉ごみ問題-2-陳情審査
鎌倉ごみ問題-3-環境について
鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文
鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量
鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情
鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?
鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由
鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?
鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!
鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表
鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告
鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果
鎌倉市役所で第三土曜日開催中!「物々交換市 くるくる」
葉山町「ごみっぺらし通信」
鎌倉市議会「生ゴミ処理機についてのアンケート調査」
魔法のコンポスト「バクテリアdeキエーロ」 NHKニュースおはよう日本動画
2010年10月12日 (火)
鎌倉市市制アドバイザー
新たな試みとして鎌倉市市制アドバイザーが設置されました。2名の方に委託されたようです。
現在兵藤副市長が1名の体制ですが、副市長を選任するには議会の承認が必要ですし、報酬はかなり高いのですが、このアドバイザーは日当1万7千円と聞いていますので、こういう方法にチャレンジするのはいい事だと思います。
税金の無駄を指摘している議員さんがおられるようですが、ようは人の問題、議員もそうですが、誰がやるかでその価値は全然ちがってくる事だと思います。
議員報酬や定数の削減を訴える声が広がり、議会不要論まででてきています。一方で、鎌倉市でも、議員定数削減の陳情や、月給制か?日当制か?の判断を求める陳情と住民監査請求も出されている中、天につばをはくような事はしたくないものです・・・
市民の皆様に議会開催中以外の時期にお会いすると、「今議会やっていないんでしょ?そういう時はなにやっているの?」と大半の方から聞かれます。そんなに高い年収もらっていてなにやってるの?と言われないよう日々全力で取り組みたいと思います。
他市でも多くの事例があります。
藤沢市さんは大きな成果をあげていると聞いています。
先進的な取り組みを多くやられている武雄市。
感情論で反対していても鎌倉市の為になんのプラスにもなりません。
動けば変る!皆様はどう思われますか
ここで一句
議員さん あなた日当 いくらです?
2010年10月11日 (月)
2010年10月10日 (日)
自分達の使うエネルギーの事皆で考えてみませんか?
2010年10月 9日 (土)
2010年10月 8日 (金)
2010年10月 7日 (木)
市長vs議会 ~地方政治 現場で何が~
皆様は10月6日に放映されたNHKクローズアップ現代をご覧になったでしょうか?
今、市長と議会が対立している市町村が多く出てきており大変話題になっていますが、その事を取り上げていました。
名古屋や阿久根が注目されていますが、鎌倉も同じような状況になっているのを皆様ご存知でしょうか?
報道からだと、山崎バイオマスエネルギー回収施設の問題でそうなっていると勘違いされますが、平成22年度の予算採決の時から始まっている対立です。
なぜ今全国でこういう事がおこっているのか?
私は選挙にマニフェストが登場した事が大きな要因だと思っています。
別の言い方をすると、首長と議員の選ばれ方が違ってきたからだと思います。
最近の首長選挙では、候補者はやりたい政策をマニフェストでかかげるので、自分のやってほしい事をやってくれる候補者に投票できます。
ですので、自分のやってほしい事が実現できるかどうかがわかりやすいと思います。
議員は、近所だし他に知っている人がいないから、知り合いから頼まれたから、いい人だから、何時もお世話になっているから、なんとなく良さそうだから、などの理由で投票する人が多いわけです。
ですので、自分のやってほしい事をその議員がやってくれるかどうかわからないのが現状だと思います。
これは選挙制度や法律の問題が大きいですし、とらなければならない票数によって選挙のやり方がちがうので、そうなってしまうのですが、候補者の意識、有権者の意識も変えてゆく必要があると思います。
マニフェストによる選挙で首長が選ばれれば民意が反映されやすいと思いますが、今の地方議会が本当に民意を反映できているのかどうかと言う事を、皆さんはどう思われているでしょうか?
名古屋では民意が反映されていないのでああいった事態になっているのだと思います。
*ひとつのわかりやすい事例がありましたのでご紹介しておきます。
平成22年7月10日に事業仕分けが初めて行われました。
議会では半分以上の議員から事業仕分けをやった事に対しての異論がでました。
先日これについてのアンケートが行なわれました。
2,000人を単純無作為で抽出し対象としたものです。
特に下記リンクをご覧いただきたいと思います。
事業仕分けに対する市民の評価について
事業仕分けに対する評価は大変高いものでした。
名古屋でも河村市長が圧倒的な支持を得ていますが、予想通りの結果です。
少数意見を否定する訳ではありませんが、この結果は尊重すべきだと思います。
今後、事業仕分けおよびアンケートの結果を尊重して予算編成をしてゆくべきだと思いますが、多くの議員から異論が出て来ると思いますので、12月議会と来年2月~始まる予算の議会に是非注目していただきたいと思います。
*民意と正反対の議会の採決
陳情第13号高齢者入浴助成券事業及びデイ銭湯事業の存続を求めることについての陳情では、我々の会派3人以外は全議員が賛成しました。
しかし、事業仕分けとアンケートの結果はまったく正反対で、我々の会派の主張と同じものでした。
この事態を皆さんはどう思われますか?
一番下の3-8、3-9、3-10のところをご参照ください。
事業仕分けアンケート結果一覧表
我々会派の主張です→鎌倉無所属の会反対討論
特に、3-10の改善案の中身にご注目ください。
クローズアップ現代の番組の中で、「市民の皆様とバス旅行に行くことが大切な仕事」と言っていた議員がいました。私は驚嘆いたしました。市民の皆様との意識の乖離があまりにもありすぎると思いますが・・・
2010年10月 6日 (水)
2010年10月 5日 (火)
2010年10月 4日 (月)
監査で視察
9月30日(木)例月現金出納検査が終わった後に、監査で視察に行って来ました。
代表監査委員が是非見られたいとのご意向で私も同行させていただきました。
事務局長運転の電気自動車に乗り2ヶ所おじゃまいたしました。
◆教養センター
◆名越やすらぎセンター