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2011年2月21日 (月)

鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機アンケート結果に

1月に観光厚生常任委員会で生ごみ処理機についてのアンケートを実施しました。

その報告が16日から開催されている、2月定例会で観光厚生常任委員会委員長からありました。

今回のアンケートを実施して思った事は、代表性をきちんと担保して公平公正に市民の皆様のご意見をお聞きする事は大変難しい事であるという事です。
結果的には市が行った調査結果と大きなずれは無く、改めてその内容を確認する事はできました。

今後生ごみ処理を行ってみたいと思いますか?の問いには23.3%の方が行ってみたいと回答しています。
これは鎌倉市の世帯数で計算すると、約1万7千世帯が行ってみたいと言われている事になります。
また、気持ちがあるができないと回答した方が34.6%いらっしゃるので、2万5千世帯が該当します。
これは条件が整えばやってみたい方と推測されますので、この方々への取り組みが大事だと考えます。
生ごみ処理をしていない方71.7%、過去にしていた方8.4%の合計、80.1%、5万8千5百世帯が、今後やるやらないは別にして対象となると思います。

代替案の1,800tの実現性については、このアンケートの結果からはあると言ってもいいと思います。
また、どのように普及促進活動を行ってゆくかが、成功するか、失敗するかの分かれ道だと考えますので、そう楽な道のりではないと考えます。


下記に述べます通り、アンケート回答者の代表性について私は疑問を持っております。
以下3点について意見を附しておきます。


一、アンケート回答者の代表性について

代表性をきちんと担保した調査設計でなければ、本当の市民の総意を代表した調査であるとは言えません。
時間、場所を限定した中で、賛成反対の意見を持った当事者が行った対面によるアンケートは代表性をきちんと担保したアンケートではないと考えます。

ニ、アンケート設問について

設問については、客観性を持ったな設問でなければいけないと思います。
議員が作成するのではなく、調査会社などに依頼するほうががいいと思います。

三、分析と評価について

分析と評価も、客観性をもってやるべきですがそうではなかったと言えます。
議員がやるのではなく、調査会社などに依頼するほうががいいと思います。


議会でこういった活動をした事の意義はおおいにあったと思います。
しかし、賛成反対の意見を持った当事者が、アンケートを聴取する事は市民の総意を汲み取れるとは考えにくいと考えます。
自己の反省の念も含めそう思います。

今後は、実施方法を反省して次につなげられたらと考えます。

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鎌倉ごみ問題-2-陳情審査

鎌倉ごみ問題-3-環境について

鎌倉ごみ問題-4-山崎バイオマスエネルギー回収施設賛成派決議文

鎌倉ごみ問題-5-CO2の排出量

鎌倉ごみ問題-6-鎌倉市ごみ事情

鎌倉ごみ問題-7-山崎バイオマスエネルギー回収施設どんな施設?

鎌倉ごみ問題-8-山崎バイオマスエネルギー回収施設建設反対の理由

鎌倉市ごみ問題-9-山崎バイオマスエネルギー回収施設代替案は?

鎌倉ごみ問題-10-リデュースNo1松山市を見習うべき!

鎌倉市ごみ問題-11-松尾市長代替案発表

鎌倉市ごみ問題-12-バイオマス事業で効果ゼロ、総務省が改善勧告

鎌倉市ごみ問題-13-鎌倉市議会観光厚生常任委員会生ごみ処理機についてのアンケート結果


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