鎌倉市が震災でやるべき事
東日本大震災「東北地方太平洋沖地震」発生から10日になりました。
あらためまして、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また地震発生以来市民生活への影響を軽減するため取り組んでいただいた、鎌倉市職員の皆様はじめ、関係各所の皆様には心より御礼申し上げます。
この連休期間で少し落ち着いて来た様にも見えます。
しかし、現在はっきり国難の状態にあると言えます。
この国難の状況を「おたがいさま」の気持ちを持ち皆で力を合せて乗り切りましょう。
計画停電、物資の不足などでご迷惑をおかけしておりますが、市民の皆さまには、ご理解とご協力をいたでけますようお願いいたします。
連休前の1週間で市内を回って、色々な方からのご意見を伺って、下記の事が必要だと考えて市長には色々お願いをしてあります。
まずは命を守る事が最重要だと思います。
各方面への要請は、議員が無理に要請すると政治圧力となり、相手側を混乱させ、結果としてスムーズに解決できなくなると思いますので、私は行政側がまとめて行うべきだと考えております。
行政がとりまとめて意見集約を行い、市長、市幹部職員による合議を行えば、よりベターな選択ができますし、関係機関は活動がしやすくなると思います。
◆市長へ要望している事(私及び会派としての要望)
3月23日に民主党鎌倉市議団飯野まさたけ議員と副市長に、対応が遅れている部分について、再度申し入れをしてきました。
・特命担当設置
・被災地の方々の受け入れ
社宅、宿泊施設、賃貸物件、学校など活用
(JR社宅など検討しているようです)
ホームスティの受け入れ
(神戸の時は市民から300件申し出があったそうです)
・市独自の募金活動
送金だけではなく、被災者の受け入れなどまだまだお金が必要
(神戸の時は7千万円集ったと聞きました)
・支援物資の受け入れ
受け入れ窓口設置が必要
配送手段の確保が必要
・市職員及びボランティアの受け入れ及び派遣
(まずは現地の状況確認が重要)
→宮城県の私設の小さい避難所などの支援を、現地で仲間がやっている事がわかったので、情報を頂ける事になりました。
TVに出ている大きな避難所には物資はあるが、小さい所にはまったくないそうで、鎌倉市からの支援がそういった所にできないか、つなぎたいと思います。
・医療、介護、福祉、物流、その他公共利用関連を中心に燃料を確保する事
・給油、車利用の輪番制の導入
・一人暮らしのお年寄りへの訪問
民生員さんなどへの協力依頼が必要
・情報弱者をつくらない為の施策実施
広報紙の回覧、掲示、配布
防災無線が聞き取りにくい場所への有線による提供
・列車運休の改善
湘南モノレール、江ノ電、鎌倉市、藤沢市の4者で要請の動きがあるそうです。
変電所2カ所の別グループへの組み替え、外部発電による踏切保安装置の稼動などの技術的な改善も必要かと思いますが、他所への影響が出ないよう充分検討していただきたいと思います。
・交通不便地域への交通手段の確保
自転車の活用環境整備(駐輪場確保、放置自転車の活用など)
乗り合いワゴンタクシーの導入
・統一地方選挙の延期
投票行動に影響が出る可能性がある、ガソリンの確保ができない、人員の確保ができない、計画停電で投票、集計に影響が出る可能性がある、有権者に心理的影響を与える
・商工会議所、観光協会、商店会連合会、自治会・町内会、NPOなど団体、大手企業などへの協力要請
◆皆様の協力を得て進める事
・被災地への支援
募金、物資提供、ボランティア など
・市内の商店での買い物
・市内飲食店での飲食
・子ども達、お年寄りへのケア
こえ掛けの実施、情報の提供 など多数あると思います
復興へ向かう為の被災地の支援は、なにかしかけが必要だと思います。
また、現在市内の商業関連各所が危機的状況です。
これを打開する為の策も検討が必要です。
今、志のある方々の意見を集約して動き出そうとしております。
市長にも協力を要請しております。
中身が決まりましたら様々な方法で告知してゆきますので、多くの方々のご協力をお願いいたします。
また追記させていただきます。
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