ごみ処理施設視察
8月25日~26日にごみ処理施設の視察に行ってきました。
民主飯野まさたけ議員にお声賭けいただき、みんなの党渡辺たかし議員と3人で、超党派国境なき議員団で行ってきました。
千歳空港でレンタカーを借りて札幌へ
(なぜかレンタカーはHYUNDAI)
札幌市内朝焼け(AM5時)
(ホテルのTVはなぜかSAMSUNG)
まずは札幌市役所でお話しを聞きました。
有料化で大幅にごみが減量したとのお話しを聞く。
説明会をなんと2,700回もしたとの事。かなり驚きです。
それなりに成果をあげている街は一生懸命やっている。
その一生懸命さが伝わってこない鎌倉市。
市民への説明がなってない鎌倉市。
これだけ問題になっているのになぜ?
松尾市長の政権運営に大きく影響をおよぼしているのになぜ?
私には理解不能です。
いままで伺った他市はそれぞれ一生懸命やられていた。
是非他市をみならってほしいです。
最大3万キロワット発電できるそうです。
発電効率は約22%。
◆関連参考HP
・これからのごみ焼却技術とダイオキシン対策
(世界最小のごみ発電所・東山クリーンセンターに注目)
市民の皆様にご苦労いただき、廃プラスチックを分別収集してマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルして製品化していますが、本当にそれが環境にいい事なのか?疑問を持っています。
この手法は輸送・製造・販売の過程で沢山の化石燃料を使います。
サーマルリサイクルのほうが環境によく資源も無駄にならないのではないか?
業界団体に誘導されているのではないか?
色々な疑問を持ちます。
客観的な観点での充分な調査・検討・議論が必要です。
ヨーロッパでは、廃プラスチックのリサイクルについて、多くの国でエネルギーリカバリー(焼却によるエネルギー回収。日本のサーマルリサイクル)が行われています。
バイオマス施設は単純に言って、こんな複雑な工程をへないと処理ができないのか?と言う印象です。
複雑であればあるほど、設備費はかさみますし、トラブルは起こります。
ただ、色々な場所でトラブルを起こしているので、その点についての改善がはかられているようには感じました。
それぞれの都市でそれぞれごみ処理の状況はちがいます。
その都市の状況をよく分析し、その都市に合った処理の方法を選択しなければなりません。
施設ありきで考えるべきではないと思います。
◆今回の視察で私が主張している事のいい確認ができました。
下記は第39号新聞とタウンニュース、7月臨時議会討論で主張させていただいた内容です。
山崎バイオマスエネルギー回収施設建設はやめるべき
安定的なごみ処理体制の構築には、技術的に未成熟で懸念の残るバイオマスエネルギー回収施設を建設するのではなく、まずごみの発生抑制の努力を最大限に行い、その上で普及の進んだ安定した技術をベースにした、CO2・ダイオキシン類の発生を大幅に低減させた、ごみで高効率発電ができるスーパーごみ発電等の新たな技術を加えたごみ処理施設を、現在の名越・今泉の焼却炉を廃止して、新たに建設して運用してゆく事が一番の近道だと思います。
・平成23年度7月臨時議会 議会議案第5号 反対討論動画
◆◆◆鎌倉市放射線量測定値◆◆◆
・本日→0.059μSv/h (笛田6-16-50、高さ1m、5時)
・今月→2011年8月計測数値表←クリック
(クリックで左下に表示されるエクセルファイルに掲載)
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