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2012年2月26日 (日)

◆『わたしたちはこうして津波から生き延びた ~鎌倉で考える防災と被災地支援~』

宮城県女川町商工会の青山貴博氏をお迎えしての講演会に本日参加してきました。

冒頭松尾市長挨拶、続いて青山貴博氏の講演その後、被災地で活動している鎌倉市民の方、鎌倉で防災や支援活動に取り組む団体の方々の活動内容や現況の報告がありました。

私は「鎌倉とどけ隊」「かさぼねっと」を代表して話もさせていただきました。

青山氏は特に津波の被害が大きかったと言われる女川町で勤務中に被災し、4階建てビルの屋上にある給水塔の上までよじ登り九死に一生を得ました。
以来今日まで一日も休まずに、現地復興の最前線に立たれており、その業績からメディアにも多く登場している方です。
青山氏が語る海沿いの街で起こった出来事は、同じく沿岸部に住む私たちにとって大変貴重な内容です。
被災した日のことや、その後の復興における問題点や成功例、鎌倉での備えるべきことなどについて、スライドを交えながらお話しいただきました。

涙を流しながら講演を聞かれていた方、帰りにロービーで涙を流しながら頑張ってってくださいと握手して帰られた方もいらっしゃったそうです。

私は被災地で色々な方にお会いして、色々な方とお話をお聞きいたしましたが、生き延びられた方々にはそれぞれドラマがあり、本当に奇跡の積み重ねで今日まできているという事を、今日改めて実感しました。


私が青山さんにお会いするのは2度目。
前回は少しだけですが鎌倉市内のご案内をさせていただきました。
その時に意外な事実が発覚。
鎌倉町青年団などが建てた石碑が青山氏お住まいの女川町のすぐ隣の石巻市稲井地区稲井石である事を青山氏に教えてもらいました。


鎌倉で集めた募金のうち、300万円が現在建設中の女川町の商店街復活の為に使われます。
今日の講演会を主催していただいた、ちきゅうの子22の蓮見兄弟のご尽力によりこのプロジエクトが始まっています。
そしてここの設計は鎌倉の会社が担います。

蓮見兄弟が作った女川との繋がりも、私大事にしてゆきたいと思います。


 講演の様子の詳細が安川議員のブログに分りやすく書かれています。


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