◆世界遺産登録を考える
元読売新聞海外特派員・鎌倉世界遺産登録推進協議会理事・鎌倉ペンクラブの高木規矩郎さんに先日鎌人市場でお会いした。
◆その時の高木規矩郎さんのブログ
「たった1人ののぼり旗(鎌人いち場の世界遺産)」
6月2日(土)に再度お会いして、色々お話させていただきました。
高木さんは私と同じ認識を持たれており、お話いただいた内容はまったく同感でした。
特に問題なのは一般の鎌倉市民に対して行政側が説明をきちんとしておらず、この段階に来て市民が無関心だと言う事。
意識調査・ご意見聴取のアンケートをして、改善する必要のある事はきちんとクリアにして、市民の賛同を得て、世界遺産登録に向けて進まなければ決していい方向には向かわない。
問題点がまったくクリアになっていないので、今のままもし登録されてしまったら問題がおきるので、きちんとできないのだったら、先延ばしにしたほうがいい。
などなど、共感できる部分ばかりでした。
私の新聞第44号を鎌人市場の時にお渡ししたのですが、その内容に共感していただき是非会って話したいとの事でした。下記にその10項目を記載します。
◆世界遺産登録、その前にやる事がありませんか?
12月議会で世界遺産登録について一般質問をさせていただきました。
しかし、疑問だらけで「このまま登録して大丈夫か?」と思っております。
①経緯や登録する意味を多くの市民の皆様に説明していますか?
②市民になんのメリットがあるのか?デメリットのほうが多いのでは?
③道路・交通機関の混雑はどうやって解消しますか?防災対策は?
④世界に誇れる街の景観になっていますか?屋外広告どうするの?
⑤ごみ・落書・犯罪など増えた時の対応どうするのですか?
⑥財源どうするのですか?歳出増だけで歳入どうやって得るの?
⑦登録する事でかえって文化財が守れなくなりませんか?
⑧候補地近隣住民の皆様に説明していますか?了承得ていますか?
⑨増加する外国人の対応がまったく考えられていないのでは?
⑩案内・広報・Webなどの体制まったくできていないのでは?
高木規矩郎さんが私の一般質問をブログで取り上げていただいています。
◆鎌倉の世界遺産登録を考える : 世界遺産と鎌倉市議会6(市民の意識変革)
◆鎌倉の世界遺産登録を考える : 世界遺産と鎌倉市議会7(再び交通政策)
◆鎌倉の世界遺産登録を考える :世界遺産と鎌倉市議会8(景観を守ろう)
◆鎌倉の世界遺産登録を考える : 世界遺産と鎌倉市議会9(交通問題で再質問)
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