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2012年7月23日 (月)

◆海水の放射性物質について

下記はあくまで参考資料としてご覧下さい。

 

これをもって安全ですという証明をしているわけではございません。

 

 

水浴場の放射性物質に関する指針←クリック

 

 

日本保健物理学会 暮らしの放射線Q&A活動委員会

 

・質問

 

休日に九十九里でサーフィンを楽しんでおります。海水の放射線量が気になりますが週一で3、4時間程度入水していた場合、健康への影響はあるのでしょうか。

 

・回答

 

国土交通省の報告※1によると、7/21の時点で関東地方太平洋側に所存する鹿島港の放射線量は1時間あたり0.09[μSv]でした。また海水中の放射性物質濃度は不検出でした。

 

これらを参考に週1回で4時間の入水を仮定すると
「外部被ばく」は年間で0.09[μSv/時間]×4[時間/間]×50[週間/年]=18[μSv]=0.018[mSv] となります(港内の値で評価していますが、
海水中の線量は海水が遮蔽の役割を果たすので、さらに低くなる事が予想できます)。
また「内部被ばく」は海水中に放射性物質が不検出であった事と、
海水の体内摂取は少量であると考えられる事から、
入水による内部被ばくの影響はほとんど無視できます。

 

したがって入水によって増加する被ばく量は「外部被ばく」だけを考慮し年間0.018 [mSv]と考えられます。
人間は年間2.4[mSv]の自然放射線に曝されている事※2を考えると0.018[mSv]は小さい値であり、入水の有無による健康影響の差はほとんど無いと言えます。

 

 

*政府が原子力安全委員会に提出した資料には、下記のような記載があります。

 

放射性セシウムが50Bq/Lの海水があったとして、子供が毎日5時間、7月8月の62日間泳ぎまくるという想定すなわちこの夏に310時間泳ぐ場合でも、69μSvの被ばくにしかならないという試算でした。

 

外部被ばく:5.58μSv(Cs-134)+3.63μSv(Cs-137)=9.21μSv
経口被ばく(1日1L飲んだとする):29.5μSv(Cs-134)+20.2μSv(Cs-137)=49.7μSv
傷口からの被ばく(1日1回けがをするとする):0.000329μSv(Cs-134)+0.00023μSv(Cs-137)=0.000559μSv
(一回けがをすると、0.011g=11mgの放射性セシウムを傷口から取り込むという試算です。)

 

結局、経口被ばくの比率が約84%で一番多く、内部被ばく及び外部被ばくを合わせて合計58.8μSvという計算です。
これに、ストロンチウムがどれくらいあるのかわからないので、大目に見積もって放射性セシウムの1/4あるとして同様に計算すると、放射性ストロンチウム(Sr-89とSr-90の合計)による被ばくが10.2μSvになります(詳細はリンク先の資料に。)。
合計で58.8μSv+10.2μSv=69μSvという計算です。

 

この計算は、実際よりもかなり大目の想定をして計算していますし、それでもこれだけの被ばく量にしかならないので、仮に海水中に50Bq/Lの放射性セシウムがあったとしても海水浴をする分にはあまり気にする必要はないということを示しています。

 

それよりも何よりも、福島県の沿岸以外で、50Bq/Lはおろか、これまで10Bq/Lを超える放射性セシウムが検出されたことはなかったはずです。
そもそも検出限界値がCs-137では9Bq/Lとか10Bq/Lなので、仮にあったとしても「不検出」になる可能性もあるのですが、「6/22 文科省と福島県の海水モニタリング、どちらがいいと思いますか?」でご紹介したように、福島県のしっかりとした測定であっても、かなり高めの数字が出ているいわき市勿来漁港で(6/8のデータ)Cs-134:6.19Bq/L、Cs-137:6.33Bq/Lです。放射性セシウムとしては合わせて12.52Bq/Lしかありません。
東京電力が測定しているような原発から半径30km以内ならば別ですが、それ以遠の地域については、福島県でもこの程度の放射性セシウムの濃度ですから、他の県で心配する必要はないと思います

 

この話のまとめを書いておきます。現状では新たに高濃度の汚染水が大量に漏れ出すということがない限り、海水浴場に行っても問題ないと思います。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

鎌倉市観光商工課 ‏@kamakura_kankou
23日(月)•9時現在の海水浴場の旗色は、材木座:青色/由比ガ浜:青色/腰越:青色 で全浜遊泳可能です。
海水浴場では、注意を守って楽しくお過ごしくださ

 

 

◆◆◆放射能関連情報◆◆◆

 

昨年8月からの計測データー→「12723.xls」をダウンロード ↑クリックすると左下にエクセルで表示されます。

 

鎌倉放射能情報←クリック

 

鎌倉市海水浴場の放射能濃度測定結果について

 

鎌倉市砂浜の放射線量調査について

 

海域における放射能濃度シュミレーションについて

 

◆◆◆◆◆◆

 

長嶋たつひろHP入口は こちら をクリック

 

◆◆◆◆◆◆


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