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2016年8月12日 (金)

◆北鎌倉隧道一部分が崩れる

一報を受けて現場に急行しました。

警察、消防、市職員、地元の市民の他、公正と法(上畠、長嶋)、公明党(大石)、共産党(赤松)、ネット(三宅)、無所属(松中、岡田)の各議員さんも来られていました。

以前の写真を見て頂くとわかりますが、トンネル右上部の少し飛び出た部分が崩れて落ちたようです。

専門家からは保存工事をするにしても、この部分は切り取ってやるべきだとのご意見が出ていたそうです。

カナロコ記事
http://www.kanaloco.jp/sp/article/192061

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※行政からの情報提供

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※以下洞門を守る会出口代表から頂いたメール

本日は、午後5時ごろ緑の洞門の円覚寺側の右側の側面が剥落したとの緊急連絡があり、仕事帰りに現場に駆けつけました。警察、消防、市職員、斉藤建設、そして7名の市議会議員、当会の会員などが現場に。この側面剥落について以下のように訴えます。

1.今回の剥落の責任は、鎌倉市行政にあります。この28年の間、鎌倉市行政は、洞門が危険だと喧伝しながら、何一つ安全対策を行ってきませんでした。当会も安全対策として再三再四、洞門上部の樹木の間伐や落石・剥離・剥落対策の実施を求めてきましたが、地元住民・通行者の安全のため何一つ保全・安全対策に努めませんでした。

2.鎌倉市行政は、開削・破壊のためなら、安全対策を放棄して洞門の劣化を促進して、住民の安全を顧みない施策を継続してきました。昨年4月28日以来の洞門通行禁止からも、ただ放置して荒れ果てるにまかせてきました。

3.本日の洞門円覚寺側右側面の剥落は、当会が本年2月に提出した「緑の洞門(北鎌倉隧道)保存・安全対策の提言」(第2提言)において、洞門の安定性を増すために削り取ることを提案したまさにその場所です。今回の剥落は、洞門の保存・安全対策にとっては、安定性を増すいい形状になってかえってよかったと思います。

4.緑の洞門本体は、いっさい崩落しておらず、その頑丈さ、安定性を示しています。1年4ヶ月にせまる洞門封鎖による耐え難い不便を一刻も早く解消し、早急に安全対策を施して洞門の通行権を確保するよう求めます。

5.鎌倉市行政は、これまで一度も保存のノウハウや実績のあるコンサルタント・業者に業務委託したことはありません。開削・破壊しか眼中になかったからです。逗子市が名越え切り通し、まんだらどうを、洞門もふくめて立派に保存してから10年以上たちます。現在の保存技術はさらに発展しており、ずっと小規模な緑の洞門の保存はたやすいことです。
開削・破壊に比して、ずっと税金の無駄遣いをはぶける保存策を求めます。

北鎌倉緑の洞門を守る会(北鎌倉史跡研究会) 代表 出口茂
会のブログ:http://kitakamashiseki.blog.fc2.com/
会のホームページ:http://www.ne.jp/asahi/kitakama/shiseki/

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