◆鎌倉の社会福祉法人ラファエル会問題-②: 鎌倉市議会議員長嶋竜弘

2016年10月 4日 (火)

◆鎌倉の社会福祉法人ラファエル会問題-②

※鎌倉市の社会福祉法人無許可で宿直最低賃金の１／３

↑ クリック　2016/10/2（産経新聞)第２６面

※鎌倉の社会福祉法人ラファエル会問題-①

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2016/9/26一般会計決算等審査特別委員会上畠議員質疑

上畠寛弘 (うえはたのりひろ)さん ( 鎌倉市役所)。

9月28日 23:31神奈川県鎌倉市

【鎌倉市最大の社会福祉法人ラファエル会（鎌倉市・相模原市）にて重大な労働法規違反が発覚！時給換算で333円労働か！？理事長は月給85万で前自民党鎌倉支部長】【現在、利用者・職員より情報が届いています。更なる情報提供求む。必ず守ります】

現在、鎌倉市議会では平成27年度決算審査委員会の真っ只中です。この度、各所から情報提供があり、鎌倉市が血税を源泉とする多額の公金を支出する社会福祉法人ラファエル会について資料要求ならびに質疑致しました。

社会福祉法人ラファエル会は障害者福祉運営事業や障害者虐待防止緊急一時保護事業等委託などを鎌倉市から委託され、国・県の補助金含め約３億５０００万円の公金が支出されているガリバー法人です。

当初、ラファエル会は議会からの正式な資料要求に対しても理事長が海外旅行の為、判断できないと提出を拒んでいましたが、中澤議長、小磯副市長がご尽力し、結果、要求した労働関係に関する資料を提出しました。資料からとんでもない労働法違反が発覚しました。

具体的には『労働基準法施行規則第２３条違反』です。

同法人は障害者施設ですから深夜にも対応が生じることがあるので、宿直や夜間勤務が発生するのですが、本来、労働基準監督署の許可を得るべき、宿直について無許可で実施していました。そしてこの無許可宿直について何が問題かというと、宿直をみだりに許してしまえば、例えば通常業務と同等の負荷がかかっている業務なのに、深夜勤務手当を支払うことを逃れるために、宿直であるとして通常よりも安価な賃金で働かせてしまうこともあり得、それではいけないと労基署の厳しい審査があるのです。

この法人はパート職員を無許可で9時間15分の宿直をさせ、この時間については3000円しか支払っていませんでした。これを時給換算するとたったの333円程にしかなりません。現在、最低賃金法による神奈川県の最低賃金は９０５円ですから、遥かに安い金額です。

一方で、この法人の理事長は月給８５万円。年収１０２０万円にも昇る高給取りです。

命も預かる福祉施設であり、公的性格を帯びる社会福祉法人においてこのような労働法規違反があったことは決して許されません。他にも杜撰さは目立ち、雇用契約で何とパートなのに月給320万円にしていたりと酷い有様です。神奈川県もきちんと監査していたのか！やまゆり園の監査状況といい、神奈川県もいい加減です。

血税たる公金３億５０００万円が流れ、何人もの鎌倉市幹部が天下る法人においてこの状況は看過出来るものではありませんし、これによって私は鎌倉市平成27年度決算は不認定とします。

冒頭にも記しましたが、理事長はつい最近まで自民党鎌倉支部長です。私は自民党公認の鎌倉市議会議員です。しかし、そんなことは関係ありません。鎌倉市議として是正させるべきはさせる必要があります。もはや私を鎌倉支部の同志とは認めないとこの理事長名で文書を発出していますが、そんなものこちらから願下げですし、前・前支部長の県議会議員（政務活動費問題で離党）が私に赤旗押し売り問題や公務員給与問題について共産党とハレーション起こすなと私に圧力をかけた時から、党籍はとっくに別の支部に移しています。

すでに労働基準監督署に通報しており、鎌倉市も通報するということですが、委託の取りやめも視野にいれなくてはなりません。

明日の決算委員会では松尾市長に障害者福祉を担う現場で働く方々の劣悪な労働環境をどう考えているのか、悪質な法人をどうするのか、何より利用される鎌倉市民のため、徹底的に糺してまいります。

鎌倉市議会議員上畠寛弘

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・不適切な事務処理調査委員会中間報告

　↑一連の不祥事で108名の処分

・生活保護費支給に係る監査結果報告書

↑ＰＤＦで19枚ございます

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★松尾市政一連の不祥事

・マイナンバーカード交付申請書の誤配布

・10月に発生した5件の不祥事