◆鎌倉市議会で市長、職員、議員の給与を上げる条例が可決!
市長、職員、議員の給与を上げる条例が可決。
市民に負担を押し付け自分達の給与は上げる。
7,585万円が給与分で積み増しされます。
反対したのは極少数議員のみ。
これが鎌倉市議会、松尾市政の実態。
不祥事多発、新焼却炉建設や北鎌倉随道等多数の問題について、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしているのに解決できていない状況で、給与を上げるなど良くできるものだ。
2件の発生した公金盗難事件の犯人は捕まっていないのです。これ、その犯人の給与まで上げる事になる。
選挙の時だけ調子の良い事を言っていてもこれが実態です。
市民が怒らないとダメ。
◆反対討論原稿
只今議題となりました「議案第97号 鎌倉市常勤特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」
反対の立場で討論に参加いたします。
議案第95号、98号についても合わせて反対でございますので申し添えておきます。
これだけ不祥事が多発し、山崎新焼却施設建設問題、北鎌倉隧道問題など、様々な問題が解決出来ないなか、給与を上げると言うのは到底理解出来るものではありません。
3月1日号の広報かまくらに、北鎌倉隧道の安全対策についてとの文章が掲載されました。
これは特定の方々に宛てた松尾市長が個人的に出した謝罪文になっております。
こんな謝罪文を広報を私的利用して謝罪しないとならないような状況の中、ご自身の給与を上げる条例を出している神経は、私には到底理解出来るものではありません。
北鎌倉隧道問題については「安全対策検討業務委託費差止め及び弁済請求事件」として
東京高裁で係争中であり、これは松尾市長が個人的に賠償を求められている事でもあり、こういった諸問題に決着をつける事も出来ない中、到底賛成出来るものではありません。
藤沢市の鈴木市長は2月議会で
議案第90号藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について、で
市長が12%、副市長が10%、教育長が5%。
合計で624万6549円。削減を提案されています。
期間は2020年の鈴木市長任期いっぱいまで。だそうで、
提案理由は
『この条例を提出したのは、本市の財政状況を鑑み、常勤特別職職員の、給料削減を図る必要による。』
と言う事で有りますが、不祥事等の事も鑑みてご判断をされたのではないか?と言う事が推察されます。
人事院勧告が出たから機械的に上げる提案をしているなど話しにならない理由です。
藤沢市の鈴木市長と松尾市長の違いは一体何なのでしょうか?
完全に他人事意識しかない態度であり非常に腹立たしく思います。
不祥事起こしたら給与削減するのが普通の感覚です。
公金盗難事件は犯人は捕まった訳ではなく、犯人はいまだにこの役所の中で働いていると言える状況でありますが、その犯人の給与まで上げる事にもなります。
職員の給与も含めて、給与を上げるのは公金盗難事件の犯人を捕まえてからにして頂きたいと思います。
そして、市長はじめ鎌倉市の職員は口を開けば財政が厳しいと言われます。
給与を上げる程余裕があるのですから、今後一切財政が厳しいと言う言葉は言う事は出来なくなりましたので、その事、肝に命じて仕事をして頂きたいと思います。
2018年、住みたい街ランキングで鎌倉は14位だそうですが、8年前の2010年のランキングは4位でしたので大幅ランクダウンしています。
これは、外部の客観的判断でありますが、これだけ映画やドラマに取り上げられて観光客も増えていたのにもかかわらず、下がった事実については、無視出来ない事実でありこの間議員としていた私自身としても忸怩たる思いです。
このような状況でも皆さん自信を持って給与を上げていい、と言えますでしょうか?
私は到底言えるものでは無いと考えます。
よって議案97号については断固反対いたします。
合わせて95号、98号についても反対といたします。
以上で討論を終わります。
・2年前には大幅に上げています
コメント
新幹線の台車の重大なインシデントでは、川崎重工の社長が記者会見の冒頭で、社長と常務取締役の減給処分をまず伝えていましたね。下を守るやり方としては一番正しいと思います。
どこかの自治体とはエライ違いですね。
投稿: 名無しの市民 | 2018年3月 4日 (日) 22時59分