◆鎌倉市議会9月定例会長嶋一般質問(2018/9/10)-原稿②
②本庁舎整備について
②-1 深沢地域整備事業用地は災害に強いのか?
🔺SDGsの目標は災害とも非常に密接した関係があると考えますが、コンクリート、アスファルトジャングルに深沢地域整備事業用地を開発する事はSDGsの目標と逆効するのでは?
災害に強いまちを目指して、本庁舎は深沢地域整備事業用地に、移転します
🔺深沢地域整備事業用地、本庁舎移転予定地は災害に強いのか?
→境川水系洪水浸水想定区域。特定都市河川流域に指定。
→裏山は土砂災害警戒区域、津波の遡上も懸念事項。
🔺嘘→特定都市河川流域→最近知った 洪水浸水想定区域→1月に知った
🔺本庁舎を深沢に移したら災害に強いまちになるのか?
🔺防災の専門家から本庁舎移転整備用地が災害に強い場所と言うお墨付きをもらっているのか?
②-1-1 河川の氾濫
🔺写真→柏尾川及び準用河川の新川、砂押川、その他、梶原川、大塚川、手広川、片岡川、笛田川、殿入川、寺分川、町屋川などがこの地域には多数あるが、本庁舎移転は外水氾濫、内水氾濫などによる浸水をどのように加味して判断されたのか?
1位平成16年台風22号309mm、1時間78.5mm
2位平成26年台風18号 293.5mm、3位昭和57年台風18号258.5mm 境川水系洪水浸水想定区域図632mm
洪水内水ハザードマップ→柏尾川24時間雨量292mmが100年、滑川・神戸川1時間最大雨量74mmが30年、
🔺市長が浸水対策はかさ上げすると言っていますがかさ上げするのか?
🔺整地後深沢地域整備事業用地は浸水しないのか?
整地後近隣の浸水が懸念される、現状より厳しい環境になるのではないか?
→気候変動やヒートアイランド現象など複数の原因が重なって、ゲリラ豪雨が起こる。 また、田畑や山林だったところに住宅や工場などが建ち道路ができて特に上流部の横浜市の開発が進んだが、治水対策は進んでいると言い難く、都市型水害が懸念される。河川の水量が短時間で増える現象も起きている。
この夏の豪雨災害を鑑みれば、今まで想定できなかった事態が発生していますが、境川水系洪水浸水想定区域図から更に上積みした想定の対応が求められるのではないか?
🔺河川の氾濫について専門家の意見は鎌倉市として聞いたのか?
🔺神奈川県境川水系洪水浸水想定区域図が平成30年1月26日に告示されているのに、それを使わないで広報かまくら8月1日号は古いハザードマップを掲載したがこれは何故か⇒市長の「県に問い合わせたら広報に載せるなら出せません」発言。「1月に県が発表しておりますので、それを何も隠しようが無いですから、周知の事実でございますから、そう言う事は批判には当たらない」。県が発表していて隠しようが無い周知の事実と市長が認識しているのだから、広報に載せられないと勘違いしたと言う言い訳は無い。
②-1-2. 津波
🔺現庁舎が津波で浸水する状況なら関東は壊滅的被害になる。その時に深沢が安全なのか?
🔺現庁舎は津波来襲時危ないなら移すと言うなら、跡地に公共施設設置は矛盾しているが?
🔺50cmの津波の侵入を防ぐのは簡単ではないのか?検討したのか?
🔺柏尾川は津波が遡上しないと言っているが本当か?独自調査はなぜしないのか?
🔺津波の浸水が実際にどう起こるかのシュミレーションをしたのか? 柏尾川流量毎秒5.36 m3
🔺北上川事例、河川津波、都市型激流 北上川津波 1秒間13万m3北上川の平均的量の600倍
🔺柏尾川の津波の遡上について専門家の意見は鎌倉市として聞いたのか? 大川小標高6.69m
・津波浸水面積⇒旧北上町974ha(60,98㎢)、旧河北町1,942ha(125㎢)、津波高14.4m、鎌倉市面積3,953ha、
・8km福地424cm、25km柳津55cm、32km登米43cm、49km大泉11cm、
②-1-3. 受援力
🔺深沢地域整備事業用地は受援力が高い場所なのか?
🔺大規模災害等発生時の交通→緊急交通路指定想定路(57路線)は?第1次緊急輸送道路は?
🔺各所が冠水、崖崩れ、建物倒壊等で道路が寸断した場合深沢の本庁舎は孤立するのでは?
🔺自衛隊、ボランティアの支援の方々が災害発生時参集するのに深沢が敵地なのか?
🔺職員が災害発生時参集するのに深沢が敵地なのか?交通手段はどうする?
🔺L2の津波来襲時大きな被害を受けるのは旧鎌倉地区。道路は寸断されて旧鎌倉地区は孤立化する。その時深沢の災害対策本部事務局の離れた場所からどうやって人命救助を行うのか?
→移動の時間と労力がかかる事はどうかんがえるのか?時間的ロスは致命傷になるのでは?
②-1-4 土壌汚染、土砂災害、火災
🔺土壌汚染はもう絶対大丈夫だと言い切れるのか?
→深沢予定地裏山は土砂災害警戒区域問題があるのではないか?
→2016年発生した糸魚川市大規模のような鎮火まで約30時間続くような大規模火災はどのように想定されて深沢に消防本部を移すと決めたのか?
②-2 深沢地域整備事業用地は交通環境が良いのか?
🔺深沢は「住民の利用に最も便利」な交通事情の場所なのか?
🔺全協の答弁は1番便利なのは大船駅近隣、2番目は鎌倉駅、3番目は北鎌倉駅及び江ノ電、モノレール沿線との答弁。深沢は住民の利用に最も便利では無いので、地方自治法違反では?
🔺他の官公署について適当な考慮を払う為に話したのか?(警察、水道局、保健所、税務署、社会福祉協議会、裁判所、商工会議所、観光協会、郵便局、銀行)
🔺村岡新駅設置が未判断の中で交通手段の確保の約束ができるのか?
🔺モノレールの存続を含めて通勤・来庁者の交通手段の安定的継続的確保ができるのか?
🔺近隣の道路整備は?(県道304号線と32号線、市道西鎌倉大船線、深沢交差点近隣) →整備費用は?
②-3. 決定プロセス、規模、財源
🔺この災害続きの状況下で本庁舎建設はもとより、深沢地域整備事業は実施可能なのか?
🔺本庁舎は12,560㎡。3万㎡必要と言っているが何で2.5倍も必要なのか?
→委員会でも議論になったがAI、ICTの進化で事務方職員中心に人員が必要なくなる。
🔺市民対話も深沢地域整備事業用地は浸水地域で、災害に弱い事をきちんと伝えてやるべき
鎌倉市政に異論反論オブジェクションVOL.4
① 山崎新焼却施設建設とごみ処理行政について(3分~)
② 本庁舎整備について(13分20分~)
③ 観光の視点で交通・街づくりを考える(1時間11分~)
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