◆市民活動推進条例反対討論
只今議題となりました議案第42号「つながる鎌倉条例の制定について」反対の立場で討論に参加致します。
市民活動について行政側の責任を持って取り組む姿勢が全く見えて来ません。 また、昨年議会で否決された後の市民活動推進条例検討会の動画を拝見したが迷走していたように見てとれる。
更に、委員の方々ともお話しましたが、その意向を行政側が条文に反映させているようには思えない。 並びに、議会での様々な指摘やパブリックコメントの27件のうち20件は批判的な厳しいご意見であったが反映された条文にはなっていない。
市民活動がどうしたらより良い環境でできるようになるのか? 行政がどういったサポートをするべきか? その辺りの議論を尽くした上で、「予算の裏ずけを持ってこうします」と言う提案が無い中で、条例が可決してしまったら、鎌倉の市民活動は停滞する方向に向かうのでは無いかとの懸念を持つ。
これは根本的に市役所の職員の市民活動をしている方々に向き合う意識の問題である。 完全に人ごと。条例を可決させて仕事をやったふりをしたいだけに見える。 今まで、真剣に活動をやって来た方々を上から目線で長年袖にしてきた態度に皆さん腹を立てているのです。私は、市民活動をやっている立場から見てそれがはっきりしている。 市の職員の意識が変わらなければ、条例などつくっても鎌倉の市民活動は、行政側と「つながる」事は永久に出来ないと考えます。
そしてこの条例で最も問題なのは、自発的な意思と言いながら市民、市民活動を束縛する内容であると言う事と、自発的な社会貢献活動を行政側が管理しようとしている事です。 この事は容認できる事では無い。
言葉だけなら何とでも言えますが「予算の裏ずけを持ってこうします」と言う提案が無い、、今後に期待できない。また、自発的な社会貢献活動を行政側が束縛して管理しようとしている内容であるこの条例には、市民活動をやっている立場から反対いたします。
以上で討論を終わります。
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