◆おなり子どもの家設計修正業務予算削除可決
大きな議論になっていました「おなり子どもの家設計修正業務予算」を削除する修正議案を、私が提案者になり提出して可決しました(未確認ですが14対10、1人退席)
(委員長報告➡️長嶋提案理由➡️各議員討論➡️採決)
〇長嶋提案理由の説明原稿
只今議題となりました議案第74号平成30年度鎌倉市一般会計補正予算修正案の提案理由の説明をいたします。
修正案の内容は、歳出において、第15款民生費で計上されている(仮称)おなり子どもの家等実施設計修正業務に係る経費10,703千円を減額しようとするものです。一方これに対し、歳入において、第八十款繰越金を減額するほか、当該経費に係る繰越明許費補正を削除しようとするものであります。
以下理由を4点申し上げます。
①旧図書館の建物は白あり等による腐朽が激しく、おなり子どもの家として活用する為の改修工事には4億400万円と膨大な費用がかかる事。
②神奈川県から平成27年3月に公表された津波浸水想定が変わり、当該用地は1m〜2m未満の浸水想定である事が最近発覚した事。
③この建物ではエレベーターの設置が出来ずバリアーフリーにはならないので、車椅子の児童の利用に制約がある。この事は鎌倉市が共生条例制定に向け取り組んでいる事と矛盾する。
④調査委員会の結果が出ないと損害賠償を求めるかどうかが分からず、現段階では先行きが見通せない。今後損害賠償となると証拠保全をしなければならない可能性もあるので、完成までの時間が更に延長される懸念がある。
以上4点が理由であります。
地方自治法第2条14項には、
地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。
と記載されています。
この法の精神に則り、軌道修正をする必要があります。
子ども達は日々成長しています。
1日でも早く誰もが共生でき安心安全に過ごせる子どもの家を開設させる為 修正案を提案するものであります。
以上で提案理由の説明を終わります。
※神奈川新聞カナロコ記事
2021年7月の完成が遅れると記載されているがこれは何を根拠に言っているのか?外観の意匠を残して新築で建てるべきとの各議員の意見。
来年度予算に盛り込めばすぐ出来る。決断と実行、やる気の問題。
行政の言い訳はもう聞きたく無い。進めてほしい。
二元代表制の議会の判断が降りたのですから早急に進めて頂きたい。
2021年7月の完成が遅れると記載されているがこれは何を根拠に言っているのか?外観の意匠を残して新築で建てるべきとの各議員の意見。
来年度予算に盛り込めばすぐ出来る。決断と実行、やる気の問題。
行政の言い訳はもう聞きたく無い。進めてほしい。
二元代表制の議会の判断が降りたのですから早急に進めて頂きたい。
🔻鎌倉市役所の幹部職員の発言
2mの津波浸水も問題無い
おなり子どもの家の場所は、1~2mの津波浸水の想定区域になっていますが、斎藤行政経営部長、進藤子ども未来部長、二人とも「問題無い」と答弁。
津波か来たら建物は木造なのでNG。
「逃げてもらう」そうですが、車椅子の子どもは逃げられるのか?
今までの経過
①長嶋blog
http://kamakurasi.air-nifty.com/blog/2018/07/post-94d0.html
②タウンニュース7月13日号
https://www.townnews.co.jp/0602/2018/07/13/440429.html
③タウンニュース12月7日号
https://www.townnews.co.jp/0602/i/2018/12/07/460970.html…
🔻今後について
※私が提案しているCLT工法
①大阪木材仲買会館視察レポート
http://kamakurasi.air-nifty.com/blog/2014/10/20142-7faa.html
②紹介記事
http://www.sendo-shien.jp/29/case/download/jirei16.pdf
①大阪木材仲買会館視察レポート
http://kamakurasi.air-nifty.com/blog/2014/10/20142-7faa.html
②紹介記事
http://www.sendo-shien.jp/29/case/download/jirei16.pdf
おなり子どもの家の約倍の規模の建物です。
敷地面積:1,226.4m²
建築面積:453.27m² 延べ面積:1,032.19m² 軒 高:10.37m 最高の高さ:10.78m 階 数:地上3階
事業期間:平成 23 年度~平成 24 年度
補助対象事業費:387,988 千円 補助金額:85,700 千円
※場所について
①現地建て替え
2mの津波対応の為高床式。
津波対応部分の1Fと2F3Fとは分離して、子どもの家入口は2F。
1F部分は別の活用が出来る。
②駐車場(現在の第3分庁舎横で以前分庁舎があった場所)
この場合2F建てか?
〇賛成議員14名(中村議長は除く)
・公明党鎌倉市議会議員団
納所輝次 西岡幸子 大石和久
・自由民主党鎌倉市議会議員団
志田一宏 森功一
・鎌倉のヴィジョンを考える会
久坂くにえ 河村琢磨
・神奈川ネットワーク運動・鎌倉
保坂令子 安立奈穂
・無所属
松中健治、くりはらえりこ、千一、竹田ゆかり、長嶋竜弘
×反対議員10名
(この建物を修繕して使うべきと判断)
・日本共産党鎌倉市議会議員団
吉岡和江 武野裕子 高野洋一
・鎌倉みらい
池田実 山田直人 前川綾子
・鎌倉夢プロジェクトの会
髙橋浩司 日向慎吾 永田磨梨奈
・立憲民主党
飯野まさたけ
▲退席
伊藤倫邦
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