◆鎌倉市ごみ問題 令和元年市議会長嶋質疑
①令和元年12月16日 市議会観光厚生常任委員会
日程第3報告事項
(1)「鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画(素案)」について
↑ クリックで委員会動画 まずこちらをご覧ください
🔻質疑した内容
⭕️鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画(素案・令和元年11月28日)
2024 年度鎌倉の名越焼却停止→停止後逗子の焼却炉に持ち込む→2025年度焼却ごみ(鎌倉15,727t、逗子・葉山11,086t)(逗子の焼却炉は2万トン焼却が限度、全て処理できないので自区外処理6,813t)→その後逗子焼却炉停止(2035年目処)→その後全量自区外処理
⭕️行政が出して来たとは思えない極めて不確実な実施計画素案です。確実に出来ない中身だと思いますので撤回するべきだと思いますが、その意思はありませんか?
→自区外処理で処理出来る。事業者とも話している
⭕️第4期基本計画から、EBPMの考え方にもとずく実施計画なんですか?
→生ごみ減容化施設、分別協力率
⭕️ゼロウエイスト鎌倉実現に向けてごみの減量資源化を推進します。
→発生抑制が最も重要、何やるのか見えてこない。
⭕️私の一般質問の冒頭でこの広域化実施計画については「それぞれ様々な課題がある」と市長は言われていますが、最初から課題が様々ある実施計画なんて無いと思います。
⭕️葉山町のオンブズマンサイトにはこれは「実施計画」では無くて「基本計画」である、との記載がありますが、正にその通り。
⭕️実施計画は基本計画に基づいて作成するもの
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/3jiippanhaikibutusyorikihonkeikaku.html
第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画は、平成28年度から10年間の長期的・総合的な視点で、ごみの減量・資源化及び生活排水の適正処理等について定めるものです。
本市は、焼却施設の老朽化を背景として、焼却量を削減するとともに、新ごみ焼却施設を整備し、将来に渡り安定したごみ処理を行うことが求められています
⭕️鎌倉市ごみ焼却炉基本計画は破棄するのが先
⭕️覚書を破棄するのが先
⭕️循環型社会形成推進地域計画
新エネルギー回収型廃棄物処理施設事業
H32〜H36(2024
⭕️生ごみ減容化施設はもう出来ないと言う事で良いですね?
👉「3町内会の皆様の"同意を得るものとする"」と協定書に記載されている。
👉広域化実施計画素案に記載されている「生ごみ資源化施設」は、議会の各町内会へのヒアリングでは「建設に猛反対」であった。
→委員会での町内会の皆さんとの話(11月25日)
・焼却炉をつくらないと言う約束だが、それはごみ処理施設をつくらない事と同義。
・60年我慢してきた。もういいですよね。勘弁してほしい。
・臭いの件も改善されていない。市役所への不信感を持っている。
・このままなし崩しになって、他の町のごみを持ち込み込まれたら困る。
・近隣は道路事情が良くない。
・施設見学したが見たら余計にダメだと思った。
・自分達の街で出たごみをよその街に押し付けるのどうかと思う。
・今泉で何らかのごみ処理施設を作るのは前提と役所は言っているのはけしからん。
・このままだと、山崎のように反対をしなければならなくなる。
・有料化と戸別収集はセットでやると言ってたのはどうなった?嘘つきだ。
・有料化で得たお金を今泉で使うのか?それは騙し。
・今泉クリーンセンター(生ごみ資源化施設)→今泉と書かないでくれ。
⭕️生ごみ資源化施設で処理するには、そもそも、市民の皆様が生ごみを更に分別して週2回出す必要があります。それやらせるのですか?分別協力率もどの程度得られるのか?アンケートの回答での検討ですよね。
⭕️自区外処理
👉自区外処理の処理先と数社話していてそれでできると言うバックアップがあるので大丈夫だと言われていますが、委員会で説明をする前に市長、副市長が広域化実施計画の中身と違う中身の方向性を示唆した訳で、初から中身が変わる可能性がある実施計画なんて無いと思います。また、業者とそんな密約をしている事は問題。
👉将来のごみ処理体制についての方針
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/skensetsu/documents/310326_temp02.pdf
👇立川市における事業系ごみの削減状況
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/skensetsu/h310326_syourainogomishyoritaisei.html
👇オリックス資源循環/立川市に積替中継施設、廃棄物の処理受託事業開始
https://lnews.jp/2015/12/h122809.html
👇オリックス資源循環群馬県桐生市と、他県の一般廃棄物の受入協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000524.000023075.html
👉オリックス、バイオエタノール
👉鶴見乾式バイオ
👆副産物でしかない
⭕️鎌倉市の中継施設は一体何処に?
👉逗子焼却施設への運搬、自区外処理の運搬の中継施設は全て名越クリーンセンターに持って行く事になるのか?
逗子の焼却炉停止後、自区外処理に移行すると、逗子市と葉山町のごみは鎌倉市の中継施設に全量持ち込んで、10t程度のトラックに載せ替えて何処かに持って行く事になる。
👉この中継施設、名越の焼却炉跡地以外考えにくい。が住民の了解は得ているのか?
👉逗子・葉山のごみを持ち込む事の承諾を得ているのですか?
👉場合によっては山崎浄化センター敷地内なども考えられる。
👉現在、今泉焼却炉跡地のピットを中継施設として使用しているが、これが焼却炉稼動していた頃より臭い。
⭕️次にお金の話をします、ごみ処理にお金をいくら使っても良いのか?
👉30Pの処理経費は平成30年度が掲載されていない
👉ごみ1トンあたり処理経費が2市1町は県平均より異常に高い。
👉人口1人当たり処理経費が2市1町は県平均より異常に高い。
⭕️先日逗子の審議会で話された内容はどう捉えていますか?
👉逗子の焼却炉停止後に「自区外処理を検討する」という方針に、複数の委員から具体性がなく、行政として無責任、と非常に反発されており了承出来かねるとの事だった。
👉また、広域化計画では「ゼロウェイストを目指す」と言いながらも全くそれに向けた対策等が示されておらず、その部分でも異議が多く上がっていたとの事。
⭕️逗子焼却炉の延命化はどうするのか?
👉焼却炉稼動は最低令和16年度(2034年)→稼動から停止予定まで53年→大丈夫なのか?
👉老朽化具合が激しい。20億円かかるが、鎌倉市はいくらの配分で支払うのか?
👉鎌倉のごみは処理費用いくらで逗子の焼却炉を受け入れてもらうのか?
⭕️ごみ処理量が1万5千トン❓
あと6年でどうやって半分に減らすの❓
今鎌倉の焼却ごみは約3万トン、名越焼却炉停止後の2025年度の処理量は15,727tと言っている。
⭕️更にこれらをやらないと半減実現は不可能と言える。
・「オムツの資源化」
→山崎浄化センター敷地内での施設整備を企んでいる。
・「事業系生ごみ資源化」
→排出事業者にやらせるのは経費がかさむと思われる。また、受入側のキャパもそそう多くは無いと思われるので、何処までの量を受入出来るのか不明。
⭕️記載が無い、有料ごみ袋はどうする?
⭕️プラごみゼロ宣言はどうなってる?
⭕️災害ごみは考えていなかった→これから協議する
👉仮設焼却炉
台風15号19号はどの位出たのか?
燃やすごみ→22t、倒木→975t、倒壊家屋等→123t
👉災害廃棄物の量について
鎌倉市災害廃棄物処理計画👉南海トラフ
EBPM
相模トラフの地震👉464万トン
地震被害想定調査(掲載日:2018年9月12日)
地震被害想定調査の県の防災対策における位置付け
資料1 市区町村別被害想定結果一覧. 92P
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/cnt/f5151/documents/784572.pdf
🔴逗子の審議会では行政として無責任、今泉の生ごみ資源化施設は住民が猛反対、ごみの量を半分に減らす事も不明、自区外処理の行き先も不明、中継施設の近隣住民への承諾もまだ、逗子の焼却炉の延命化も不確定
もう、出来ないのは確定的な実施計画なので撤回して頂きたいと思いますが如何ですか?
一回撤回して、来年の2月議会までにごみ処理施設の建設なりを盛り込んで出し直して頂きたいと思いますがそのお考えはありませんか?
↑ 2010.05.24からの経過が書いてあります
②令和元年12月4日 市議会長嶋一般質問
ごみ非常事態無計画なごみ処理計画
↑クリック 長嶋の令和元年12月議会一般質問
③令和元年9月19日 市議会観光厚生常任委員会
日程第10 報告事項
(1)「将来のごみ処理体制についての方針」に基づく取組状況について ←クリック
↑ かなり怒っています!
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ごみ広域化実施計画(素案)パブリックコメント募集中
期間:令和2年1月6日~令和2年2月5日(水)
郵送⇒〒248-8686 御成町18番10号鎌倉市環境部環境施設課宛
ファクス⇒0467-23-8700 メール⇒ siseken@city.kamakura.kanagawa.jp
回収箱投函⇒本庁舎ロビー・各図書館に意見回収箱
直接持込⇒環境施設課(本庁舎1階)開庁時のみ
観覧場所⇒環境施設課、本庁舎ロビー、各図書館、各支所、名越クリーンセンター、今泉クリーンセンター、笛田リサイクルセンター、深沢クリーンセンター
⇒ 詳細 こちら
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・気候非常事態宣言に関する決議(鎌倉市議会令和元年9月議会)
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メール : kamakurasi@gmail.com
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