◆陳情第34号今泉クリーンセンターを候補地とする生ごみ資源化施設の整備を強行しないことを求めることについての陳情
全会一致で採択
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⭕️2020/2/26/観光厚生常任委員会(理事者質疑)
「将来のごみ処理体制についての方針」に基づく取組状況について
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※討論原稿
只今議題となりました、陳情第34号今泉クリーンセンターを候補地とする生ごみ資源化施設の整備を強行しないことを求めることについての陳情、について賛成の立場で討論に参加いたします。
先日の委員会で理事者質疑をさせて頂きましたが、その折のご答弁は正直言って呆れました。
委員会が終わった後、各委員の皆さんも「一体、今までの説明は何だったのか?」と呆れておりました。
市長、副市長お二人とも、「今泉生ごみ資源化施設はできなくても大丈夫、民間の施設で全量自区外処理するので問題ない、二重三重のバックアップで安定したごみ処理が構築できる」とのご趣旨のご答弁でした。
更に「今泉生ごみ資源化施設はできなくても、広域化協議をしている2市1町の逗子市さん葉山町さんには迷惑は掛からない」とご答弁されていますが、そもそも市長が選挙前「燃やすごみは逗子に持っていてもやしますので山崎の焼却炉建設はなくなりました」と市民の方に言ったとされている事から始まっており、逗子市さん葉山町さんが1市1町で進めていた広域化に、鎌倉市が横入りした時点で迷惑をかけている訳です。
また「今泉生ごみ資源化施設」をやらない事により逗子市さんの焼却炉に持ち込むごみ質は、当然変わってくるので状況は違ってきます。
「匂いの問題」「カロリーの問題」が変わってくる事がわかっているのに「迷惑はかけない」との答弁は「極めて自己中心的」な勝手な答弁だったと考える。
さらに逗子の焼却炉停止後に全量自区外処理する時のごみ質もちがってくるので、中継施設等の仕様等も当然変わってきます。つまり「今泉生ごみ資源化施設」ができない場合、現状の2市1町の広域化実施計画は頓挫する訳で、実施計画を提案している当初からできる可能性の無い内容が入っている事は、考えられない事態である。
この事は、住民と議会を完全に無視した行政都合、いや市長の政治利用であり、鎌倉市民の代表として恥ずかしい態度であると共に、逗子市さん葉山町さんの住民の皆様、行政職員の皆様に対して申し訳ない思いでいっぱいでございます。
しかし、住民の皆様、どうぞご安心下さい。市長、副市長が「今泉生ごみ資源化施設はできなくても大丈夫」「全量自区外処理します」とおっしゃったので、この後、本陳情が採択されれば、二元代表制の双方が「生ごみ資源化施設の整備を強行しない」事を了承した事になるので、署名をされた1316名の住民の皆様の意思が変わらない限り「今泉クリーンセンターを候補地とする生ごみ資源化施設」の建設はやらない事が確定する事になります。
それにしても、気の毒なのは鎌倉市役所環境部の職員の皆様であります。10年間、二転三転する市長の「ごみ処理施策」に付き合わされてきましたが、今回「今泉生ごみ資源化施設」ができない事によって、2市1町の実施計画が「頓挫」するので、また考え直さなければならなくなります。
修正する施策の選択枠は2っつです。
一つ目は焼却炉を深沢整備事業用地に建設する事。
二つ目は全量自区外処理で中継施設を建設する事。
オプションで、固形燃料、おむつなどの資源化施設を整備する。などがあると思います。
更に、自区外処理の場合、極力行政施設での処理を模索する必要がある事も申し添えておきます。
以上の事から、ここで今一度リセットして、ごみ処理実施計画の再構築を早急に行う為にも、陳情を採択するべきと考えます。
以上で討論を終わります。
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