◆鎌倉草創三本の柱 ②ゆりかごからゆりかごへ「地域型資本主義」への転換
我々人類、特に先進国は産業革命以降、効率化をはかる為に都市に住まいと仕事を集約して来た。しかし、気候非常事態やコロナ禍によりそのやり方が崩壊した。これからは、ある程度の疎開化が進む。これは世界的な流れとなり、AI ・ICTの進化とあわせて、産業革命が再び起こる転換期にさしかかっている。
情報通信分野が拡大、第一次産業への回帰、再生可能エネルギーへの転換、大量生産大量消費の終焉で物を大切にする事と質の高さへの転換、移動の短距離化、自由時間の増加、などが起こる。
👇️
ちょっと前の日本の暮らしを少し思い出し、現代版アレンジをする。
歴史文化芸術による世界との交流を行う。
新しい経済活動、新しい価値の創造をみんなで初めましょう。
②-1,地域の特徴を活かした街づくり
同じ市と言ってもそれぞれ特徴がある。
ゾーニングリセットを行うが、中身、
全体としては海山の自然を活かしホリスティックタウンにつなげるまちづくりが必要。
また、大学誘致(文化芸術系・医療看護介護系など)を行って、international学園都市構築を検討する。
◎都市構成の見直し
都市のくくりを議論する。合併・分離の議論、湘南市構想の議論も行う。
◯ゾーニングリセットが必要
・北鎌倉、鎌倉山は旧鎌倉地区へ編入
・交流都市ゾーン、生活商業ゾーン、海ゾーンの設定
◯都市交通再考が重要
Zippar ・スカイウェイ等の新たな交通手段、近隣移動用モビリティ拡充
旧鎌倉地区海ゾーン→野村総合研究所跡地→深沢整備事業用地が連動する南北の導線
②-1-1,歴史・文化・芸術にふれあえる街(交流都市ゾーン)
旧鎌倉地区は歴史の上に建っ街。財産が沢山ありプレイヤーは沢山いる。次世代に伝承して世界に発信。静かに暮らしたい方々の事も忘れてはいけない。
②-1-2,都心に通う現役世代の暮らしやすい街(生活商業ゾーン)
大船玉縄地区及びモノレール沿線は、商業集積と、現役世代が働き生活するのに便利な地域に。
②-1-3,海好きが集まる街(海ゾーン)
腰越→材木座の海岸線は、海辺の街として、海を楽しんで暮らせる、楽しみに訪れる地域に。首都至近の海辺のリゾートとしても貴重な存在。
②-2,持続可能な鎌倉経済構築
持続可能な自治体財政構築には既存の考え方ではもう追いつかない。
エネルギー、交流、地産地消、外貨獲得、企業誘致・起業、交通、ごみ処理、学園都市構想、が柱。
②-2-1,再生可能エネルギー地産地消
・地域電力会社設立を目指す
・オフグリッド化を推奨する
・ESG投資等の活用をはかる
②-2-2,観光都市から交流都市へ
・交流人口・関係人口を増やす
→歴史文化芸術による世界との交流
→市民活動都市としてサミット開催により交流
→観光版地産地消の推奨
→医療観光の推奨
→冠婚葬祭需要刈り取り
→海岸線を総合マリンリゾーンに
→清流滑川を中心に川を活かす活動
→大学誘致(文化芸術系・医療看護介護系など)
②-2-3,地産地消
・鎌倉市場、エシカル商店街の設置(深沢地域整備事業用地)
・地域通貨の導入
・第一次産業の拡充
・食品自給率の向上
→鎌倉野菜、鎌倉海産物、新たな養殖
・災害対応策の林業
→自伐型林業
②-2-4,外貨獲得
・鎌倉ネット商店街で世界へ商品販売
・鎌倉特産品販売の拡充
・新たな特産品開発が重要
②-2-5,本社登記を促す、起業を促す
・場所の確保が必要
②-2-6,交通変革の対応
・MaaS(Mobility as a Service)の活用を推奨
・車は所有しない時代
→ガソリン車は無くなる、自動運転が普及、レンタルが普及
→マイクロモビリティ(グリーンスローモビリティ)
→例:ハーモニアス・モビリティ・ネットワーク
・新都市交通(スカイウエイ等)の検討
・渋滞対策
→AI による交通需要管理
②-2-7,ごみ、景観
・ごみをお金やエネルギーに変える
→熱利用で養殖、栽培、温浴施設等
→自区外処理は全否定はしないが行き先の確実性と継続性の担保が
→ガス化溶融施設又は固形燃料化施設の建設を検討→広域化の中で協議(
→生ごみエコフィードなど新たな処理方法の検討
・木造建築の推奨
→まずは公共施設から、神奈川県産林の活用
・天然素材の景観の街
→自然素材の塀→例:竹林に手を入れて出た竹材で竹塀
→竹・木・石、固まる土、自然土系舗装材、エコクリーンソイル、等
②-2-8,財政
内需拡大(地産地消)、貯め込んでいる資産を使わせる、外貨獲得
・地産地消
→深沢地域整備事業用地へ地産地消市場&エシカル商店街
・一次産業
→有機栽培、養殖、自伐型林業がポイント
・ネット通販サイトの立ち上げ
・観光版地産地消の推奨
・エネルギー地産地消
・福祉バウチャー
・地域通貨導入
・公募地方債、クラウドファンデイング
・本社登記を促す、起業を促す
・設備投資を始めとした投資を呼び込む
→坂ノ下空き地、扇湖山荘、由比ヶ浜空き地
⭕️具体策
◯観光都市から脱皮して、交流都市の構築
歴史・文化・芸術による世界との交流
→旧野村総合研究所跡地は文化芸術の交流拠点
(特に音に関して敏感な鎌倉、音楽の交流の場として適地)
→市役所を分散化させて空いた部分に交流拠点
→深沢地域整備事業用地は市民の憩いの場としての交流拠点
→市内各所寺社史跡は歴史を学び感じる交流拠点
→既存施設を第三セクター等で再構築
(文学館、歴史文化交流館、鏑木清方記念美術館、川喜多映画記念館、旧華頂宮邸、吉屋邸)
→扇湖山荘は1泊100万円程度の高級旅館又は迎賓館
→大学誘致(文化芸術系・医療看護介護系など)
◯歳入確保策
・地域でのエネルギー創出により地域にお金を循環させる
→鎌倉のエネルギーの消費額は約600億円と想定(
→そのうち約7割の420億円が外に出て行ってしまっている
→420億円を地域でどうやって消費させるかを研究する
→太陽熱温水器、蓄熱ヒートポンプ、木質バイオマス
→小水力発電、小型風力発電、小型太陽光発電、地熱
・先進的な取り組みを支援できる仕組みを創る⇒アントレプレーナ
→現在の元気UP事業の考え方と枠組みを変える
・行事・イベント・文化芸術活動等、
→民の力で極力行う、行政は広報・啓発活動を中心に行なう
→一例として、
・第一次産業の六次産業化をすすめる
・第一次産業従事者の移住支援を行なう
・企業誘致、起業支援を積極的に行ない法人税歳入を増やす
・あらゆる方法で歳入拡大をはかる
→クラウドファンデイング、ネーミングライツ、広告収入、エ
・観光客の客単価向上をはかる
→渋滞解消による回遊率の向上で客単価があがる⇒現在1人1
→道の駅や観光物産センター等の設置
→電子マネーが使えるお店を増やす
→宅急便事業者との連携によるお土産品の配送網の確立
・鎌倉特産品販売の拡充
→鎌倉やさい(明日葉、白子筍、湘南ゴールド、鎌倉レモン)
→ワイン用ぶどうを栽培→ワイナリー
(勝沼のぶどうの丘のような施設)
→養殖(うなぎ、ふぐ)
→鎌倉彫、刀剣、竹製品、洋菓子
・ネット鎌倉商店街設立して鎌倉ブランドのネット通販での拡販
・フィルムコミッションの活用拡充
・スペースメディア鎌倉を活かして歳入を得る
・ボランティア活動の国際会議を鎌倉で開催する
・寺社史跡、文化財の紹介を再構築
・やぐら、切り通し、谷戸の地形を活かす
・四季のうつろいを紹介
・文化財の高精度デジタル保存
・総合マリンレジャー施設誘致
→坂ノ下ユーイービーチ
→由比ヶ浜ビーチ改修
→七里ヶ浜駐車場の活用
・文化財の復元・保存に取り組む
→事例;VRデジタルアイカーブ
◯交通
・交通規制の導入
・曜日・時間帯・場所を限定した交通規制の導入
→東京の事例にならい、住民以外進入禁止ゾーンを設ける
→交通規制で渋滞緩和できればバスの増発ができる
→渋滞解消により観光消費額があがる
→観光客の回遊率が向上するので客単価があがる
→鎌倉市民も買い物に出やすくなる
→モビリティマネジメントによる交通体系の構築
・AI による交通需要管理
・県道の交差点改良工事を神奈川県に実施して頂く(八満宮前、下馬、長谷観音前、武道館前、小袋谷など)
・各県道の拡幅を神奈川県に実施して頂く
・歩道が狭く危ない場所の改善を県に要望(大仏通り、八幡宮近隣、
・超小型モビリティカー、EVバイクなどのシエアリングの導入
・バス電車のフリー切符(現:鎌倉環境フリー手形)のエリア拡大
・行政施設を循環するマイクロバス等を走らせる
・コミュニティサイクル導入を検討する
・乗り合いワゴンタクシー導入を検討する
・休憩用ベンチの設置を行なう
・自転車違反撲滅の為に路上指導員制度を導入する
・地下駐輪場の設置を検討する
・モノレール深沢駅前にミニロータリー設置
・ホームバー又はホームロープの設置
・Zippar ・スカイウェイ等の新交通システム
→深沢~藤沢等通す事ができればかなり変わる(柏尾川沿いを通せないか?)
上手く行けば将来、深沢→長谷、江ノ島の中まで等様々考えられる。
◯環境
・リデュースNo1の街を目指す⇒啓発活動が大事
→目標1人1日卵1個分の重さを減らそう!60g×365日=21.9kg→17万2千人→3766t800kg
・戸別収集は声かけふれあい収集の拡大をはかる
・生ごみ水切りの徹底→生ごみは水分が約80%
・リユース食器の利用拡大→イベント・行事・祭など
・食べ残しをしない、買い過ぎをしない、ごみの出ない製品を買う
・ごみの機械による分別を研究する
→ドイツではすでに行なわれているが人間より正確に分けられるの
・新たな資源化の検討
→生ごみエコフィード、固形燃料RPF化、植木剪定材エネルギー
・未利用の熱エネルギーの活用を研究する
・地域暖房を研究する
・パッシブハウスの普及を進める為の研究を始める
→建物の性能を上げる事により、
・省エネリフォームの補助制度の積極活用を行なう。
・景観百選の見直しを行なう
・古都法6条地区の拡大を図る
・自伐型林業の研究を行う
・森林総合監理士(フォレスター)設置検討
・トイレの整備を行なう
→鎌倉駅から八幡宮に向かうエリア
→バイオトイレ導入の検討を行なう(ハイキングコースなど)
・路上喫煙禁止区域を世界遺産のバッファゾーンまで広げる
コメント