« ◆福島県鮫川村上映会資料 | トップページ | ◆2022/11/28 鎌倉市議会新庁舎等整備に関する調査特別委員会 »

2022年12月12日 (月)

◆鎌倉市議会(2022/12/12) 鎌倉市役所の位置を定める条例 長嶋質疑


議案第51号 鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について

市長提出議案(P26参照ください)


↑ 長嶋質疑(約31分)

 

〇地方自治法第四条 

地方公共団体は、その事務所の位置を定め又はこれを変更しようとするときは条例でこれを定めなければならない。

2.前項の事務所の位置を定め又はこれを変更するに当つては、住民の利用に最も便利
であるように交通の事情、他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければ
ならない

👇長嶋質問内容

①鎌倉の街で政務を執(と)った官衙(かんが)の場所は約1300年前からすでに現在の市役所近辺にあり、今小路西遺跡と呼ばれており、奈良・平安時代から鎌倉幕府を経て現在の令和の時代まで変わらずに、現在の鎌倉駅近隣にある訳であります。この歴史的事実は非常に重い事であり、今回の松尾市長の提案はこれを変えようとするものであります。
この歴史的事実について、ご存知ない様々方々が議論し、市民の皆さまもおそらく多くのの方々がこの事実をご存知ない中で、この極めて重い歴史的事実を飛ばして、この事への松尾市長からの丁寧な説明もないまま、現代人の利権と利益だけを考えて決めようとしている事は、決して容認出来るものではありません。この事についてどのように考えられているのか?

②予算措置の目処が経った時にこの条例提案をするとずっと答弁されていましたがその目処がたったのでしたら具体的に歳入の内容をお示しください。

③昨今の社会情勢の変化による予算額の増額は間違いなく発生すると考えます。大船駅東口市街地再開発事業はオリンピックの資材高騰により出来なくなりストップしたままですが、その時より状況は厳しいと考えられますが、社会情勢の変化による予算額の増額分の予算措置の目処は経ったのでしょうか?

④現在世界は戦争状態にあります。そう言った中で神奈川県は米軍基地数が全国2位で、鎌倉市は横須賀、厚木・座間などに挟まれた場所にあります。また、市役所の位置を移す先は防衛産業業界売上高ランキング1位の三菱電機さんが近隣にあり、ミサイル、テロ、電磁波パルス兵器等の敵国からの攻撃のターゲットになる事が大変懸念されます。この事についてどのように考えられているのか。

⑤ 村岡新駅シンボル道路の藤沢市側の地権者の立退きについてはどうなっているのか?現状の賛否、交渉の状況がわからなければ判断は出来ませんので教えてください。

⑥ モノレールの支柱が震度7クラスの地震の時に傾き運行不能になる事を懸念している。運行不能になった場合行き来が厳しくなり、本庁舎の機能が大きく低下する事になるが、この点はどのように調査して判断そているのか。

⑦交通の事情について適当な考慮を払わなければならない。
 住民の利用に最も便利であるように考えられているとは思えない。

・遠くなるのは十二所、二階堂、浄明寺、雪ノ下、小町、材木座、大町、江ノ電沿線の鎌倉駅から七里ヶ浜駅、山ノ内、大船駅利用者はさほど変わらない、モノレール沿線の方々は近くなる。

・交通費
◯増額
・ハイランド(十二所神社)→鎌倉駅210円→大船駅160円→深沢駅220円?590円×2=1180
円→760円アップ
奥稲村→七里ヶ浜駅180円→江ノ島220円→深沢250円?650円×2=1300円→420円アッ

・奥稲村→七里ヶ浜駅180円→鎌倉駅260円→440円×2=880円
腰越駅→江ノ島駅200円→250円?450円×2=900円→140円アップ
 →腰越駅→鎌倉駅260円×2=520円=1040円
大船駅利用者?+60×2=120アップ

◯減額
富士見町と湘南町屋駅利用者は鎌倉駅→大船駅間の160×2=320円が安くなる
西鎌倉駅利用者→210×2=420円安くなる

モノレール
https://www.shonan-monorail.co.jp/ticket/
JR
https://ekitan.com/transit/fare/sf-1865/st-1721
江ノ電
https://www.enoden.co.jp/train/fare/
京浜急行バス
https://www.keikyu-bus.co.jp/line/pdf/fare/30.pdf

⑧他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければならない。
 住民の利用に最も便利であるように考えられているとは思えない。

・税務署
・警察
・保健所、社会福祉協議会
・商工会議所、観光協会
・郵便局、銀行

⑨地盤について
・eかなマップでは相模トラフ沿いの地震、大正型関東地震、元禄型関東地震、神奈川直下型地震の時、本庁舎予定地近隣は液状化が可能性が極めて高いとなっている。これは問題だと考えるがいかがか。
 👉最上部のB層は概ね地下水以浅にあることや土質性状が不明のため、液状化の対象外とした。
・柱状図やボーリング調査の報告書等を見ると液状化については大きな懸念を持つ
 →地表面に層厚3m低度の風化砂岩片混じりの砂を主体とする盛土層(B)が分布、N値は2〜12で相対密度は非常に緩い〜緩いに区分される。👉N値15以上は液状化しない
 →地下水位はほとんど盛土層(B)の中に確認された、最上部のB層は概ね地下水位以浅にあることや土質性状が不明のため、液状化検討の対象外とした。
 →地下水位は概ね深度2m付近に分布しており自然水位と考えられる。
 →梅雨時や台風等の異常気象時または豊水期には、地下水位が大きく上昇する事が予想されるので留意されたい。

⑩ 道路問題
 古館橋交差点の寝違えは中外さんの土地売却にともないどうなるのか
 古館橋の右折レーン
 深沢小学校近隣
 県道藤沢鎌倉線

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

○本庁舎に使うお金
・基金35億
・市債115億
・一般財源36億
合計186億
社会情勢の変化による増額が出たら出来る限り市債で対応。
ん❓166億って言ってなかったか?

○現在の本庁舎建替えた場合
101億円
○村岡新駅(藤沢市議会での報告)
68.1億円→81.8億円に増加
○深沢地域整備事業
205億→264億に増加

これらはどうするのか?
・大船駅東口市街地再開発
・学校老朽化
・岡本2丁目用地
・旧野村総合研究所跡地
・ごみ処理施設(生ごみ資源化施設・可燃ごみ中継施設)
・市営住宅建て替え
・鎌倉文学館耐震リフォーム
・旧長谷子ども会館
・下水の老朽化
・道路の老朽化
・その他公共施設老朽化
👇
人口減少超高齢化の中、空き家率2033年30%見込みの中でどう考えているのか?全く不明な松尾市長。下記一般質問で聞いております。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

12月議会長嶋一般質問

1.深沢地域整備事業から考える鎌倉の街づくり

位置を定める条例長嶋議案質疑

調査特別委員会長嶋質疑

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

12月定例会のお知らせ←日程等の詳細

インターネット中継

議会を傍聴するには?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

文書質問

長嶋質問YouTube(長嶋以外の動画もあり)

長嶋質問動画(鎌倉市議会HP)click

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 


« ◆福島県鮫川村上映会資料 | トップページ | ◆2022/11/28 鎌倉市議会新庁舎等整備に関する調査特別委員会 »

本庁舎移転問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ◆福島県鮫川村上映会資料 | トップページ | ◆2022/11/28 鎌倉市議会新庁舎等整備に関する調査特別委員会 »